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2017年04月16日05:21

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たまに難しいことを言いたくなる病。

幅の無い一本の線のみの世界。これを一次元と呼ぶ。

高さの無い平面の世界。これを二次元と呼ぶ。

平面の世界(二次元)に高さの概念を付加した世界。これを三次元と呼ぶ。

我々が生きている世界は一般的には三次元である。

三次元に居ると、一次元を目視できる機会ってもんは、そう多くはないと思われる。
なので、脳内のシナプス信号を『線のみの世界(一次元)』と仮定してみよう。

現存する二次元の世界は、脳内のこのインパルス伝達によるシナプス信号が引き起こす想像、妄想等により造り上げられた世界だとも言える。
一次元ありきで二次元が具現化するわけだ。

ところが、二次元を視覚的に捉えた事で脳内信号が活発化することは多々ある。
たとえば漫画、アニメを見たときの脳内補完、陶酔等。
ドラマCD等、キャラクターの声だけを聞いても脳内には二次元で得たキャラクターの映像を思い浮かべることが出来るのも同様の作用が働くからだ。
それが新たな二次元世界を生み出すことは容易に想像できることだろう。

では二次元世界を立体化した場合はどうなるだろうか。

当然、二次元が一次元に影響を及ぼしたと同じく、三次元も同作用を引き起こす。
各次元の可逆性は阻害されることなくごく自然に行われている。

では四次元はどうだろう。

そもそも四次元とはなにか。

一次元が線。二次元が面。三次元が立体。それに『時間』という軸を加えたものである、という仮説が現在最も有力である。

一〜三次元は可逆性なのに対し、時間という要素を含む四次元は非可逆性である。
現在のところ、時間を逆行する手段も技術も確立されていない。
逆行出来ないだけで、四次元は間違いなく我々に影響を及ぼしている。

我々は時間というベルトコンベアに乗せられて運ばれながら、一次元から三次元までを彷徨い続ける存在だと言えるのではないだろうか。

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