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2017年03月26日14:59

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好事魔が多し、なんてのはこういう事でしょう。

■稀勢の里、鶴竜戦「出られる」 負傷でも場所入り
(朝日新聞デジタル - 03月25日 09:53)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4494589
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吉田:一昨日の怪我の状態は思ったほど悪くはない、ということで稀勢の里関は強行出場しましたが、かえって裏目に出たみたいですね。昨日の鶴竜戦は今までの快進撃が嘘のように内容に乏しいもので心配になってきたのは僕だけではないでしょう。実際もし怪我をしてなければ間違いなく鶴竜関は負けていたんだし。

 とはいえ、優勝がかかっていたのと横綱が休んだらファンに申し訳ない、という責任感から多少無理をしてでも出場を決断したんでしょう。詳しい診断の結果が明らかになっていないので何も言えませんが、春場所が終われば恒例の春巡業が控えており、その中には地元の茨城もありますがあえて治療に専念するために巡業は休んだ方がいい、と僕は思うんですが。15日間土俵に上がるのは横綱として当然ですが、それよりも横綱は毎回優勝争いを演じていないとファンを満足させることはできません。そんなわけだから、是非とも稀勢の里関にはベストな状態で夏場所に臨んでほしい、というわけで休む勇気が必要になります。まだまだ先のある人なんだし。ずいぶん昔の話になりますが、1970年代初頭に活躍した第51代横綱玉の海は71年名古屋場所後の巡業で腹痛を訴え、虫垂炎が発覚して手術を受けたそうで。本来なら次の9月場所は休場して療養に専念すればまだよかったはずでしたが、横綱の責任を果たすためあえて強行出場を選び、そこそこの成績を上げたものの結果的にその時の無理がたたって腹膜炎を発症し、そのまま帰らぬ人になってしまいました。まだ27歳と若く、これからの活躍が注目されていただけにもしも玉の海に休む勇気があれば横綱の寿命が延びていたと思われます。

 さて、稀勢の里関が負傷するきっかけを作った日馬富士関ですが、昨日はいいところ無く負けてしまいました。おそらく一昨日は世代交代への最後の悪あがき、だったんでしょうね。
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