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2017年03月22日10:56

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2017.3.18:シニッカ・ランゲラン(FMフィンランド)、カンテレのLive、楽や、中目黒

フィンランドのKantereの演奏会を中目黒の楽やへ聞きに行った。シニッカ・ランゲランという女性のシンガー・ソングライターの演奏会。昨年も来日しているらしい。知らなかった。(この方面はチェックしてなかった)
Kantereは30年前くらいに渋谷の西武にあったWaveが閉店になる時の大バーゲンで、WorldMusicの箱の中から これなんだ?で取った一枚がそうで、でも曲の切れ目がなくて全部きかなくてはならない代物だった。でも、当時からインドネシアのケチャピスリン(笛と琴のインドネシア版の組み合わせ)とか好きだったからそれ以上にシンプルで、悲しい音(北欧の暗さを感じたのですが)がずっと耳から離れなかった。
先日のPitInnの梅津さんのプチ仕事を聞きにいった時にこのLiveのチラシがあって知ったので、予定にムリがあったが、ここで逃すと、次ぎはいつ?になるから聞きに行った。大当たり。
新譜 MagicForestのツアーなので、新譜通りに演奏して、終りの方に
BigTide(スマトラ大地震でプーケにてなくなったフィンランド人に捧げる)とアンコールに
Celebration of Being の2曲が加わり、約1:20.kantereのソロで演じられた
密度の濃いものだった。

最初に大沢さんが日本語で、フィンランドと北欧、そのアミニズム的な面から今回のLiveとカンテレ
の説明が5分くらい入って、彼女の演奏が始まった。彼女が住んでる村が非常に歴史的にも特別な所で200名の住民が自然の中で生活していて、この楽曲もその祭り、風習、伝統から彼女が調べた話をベースに作られているとのこと。
一曲目は森へ捧げる曲、3は聖書から、4は狼男 7のカムイは以前札幌でみた博物館でアイヌの熊の子を神に捧げる風習を知って、どこも同じものがあるのだという事からできた曲、
8は、亡くなった人の魂は生きているものたちを守っているというテーマらしかった。きれいな曲だった。

お客がシーンと静かな中で奏でられるkantereの音色、ハプシコード或いはハマードダルシマー或いはサンツール的な音と理解してくれれば良い。それにフィンランド語の唄がのる。(スエーデン語は以前の勤めで聞いていたがノキアではこういう言葉がしゃべられてたのかと。。。)
以下のOffice大沢のBlogにもあるが、彼女は低音弦用に弓(ボー)とか、Slide用の石?まで使って彼女のオリジナルな演奏仕方をしているらしい。但しハマーは使っていない。

あれだけLiveでお客が緊張して聞いている(中にはきもちよく居眠りしている
人も当然いた)のはひさしぶりで、おもしろかった。 新潟の時は完全な生音でやったらしいが、今回はPAを通していた。昼間でまわりの音もあるからそのほうが結果的によかった。
(以下がMagicForestのCDの曲順)
01 - Puun Loitsu
02 - Sammas
03 - Jacob's Dream
04 - The Wolfman
05 - The Magical Forest
06 - Koyri
07 - Kamui
08 - Karsikko
09 - Pillar To Heaven
************************
Sinikka Langeland /Kantele, Vocals

今回のツアーの模様はカンテレの写真も含め、以下のBlogに上がっています。
ぜひみてみて下さい。(このOffice大沢もかなりおもしろい、良い音を追求しています。)
ただならぬ音楽三昧 Office大沢より
http://invs.exblog.jp/i59/

彼女のHP
http://www.sinikka.no/news/

むこうでは新譜のメンバーでLiveしてたんですね。ステージでの音の配分大変だと思います。
日本でも発売してたみたいで、昨年も来日してた。
http://www.universal-music.co.jp/sinikka-langeland/products/377-7155/

カンテレのソロならまた聞きたい。
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