■「ホントは、マタタビよりもゴハンよりも人間が好き」――猫より
(ニューズウィーク日本版 - 04月03日 16:23)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=171&from=diary&id=4509730
実家が最後に飼ったネコは「リッコ」で、1969年のこと。
練炭自殺してしまった。
リッコは最後の飼いネコになった。
80年代の終わり頃。隣の隣、屋号が「豆腐屋」のオスネコのトム。
飼い主が食事を供さないわけではないのだろうけど、実家にやってくる。
ネコ好きとはいえない両親だが、来るとおやつをあげて。
お袋がいうには、最初は遠慮がちで、戸が開いていても入ろうとはしなかったらしい。
段々図々しくなり、ある時、三和土を踏もうとした瞬間、
お袋が「ダメでしょ!」と一喝。
その後は、たとえ戸が開いていても、決して一線を超えようとはしなかった。
トムの顔を見ないなと思っていた親父が、弱弱しい声を聞いて、クルマの下を覗いたところ、
そこにいたトムは、傷だらけで息も絶え絶え。たぶん、喧嘩のせい。
「トム」呼びかけたら、口を開いて応えようとしたけれど、声も出せないほどだったので、
飼い主に連絡。
しばらくして、回復したトムは、「治ったよ!」と報告にやってきた。
トムは、不細工なオスで、自分と弟は、サルナシの実を潰したサンダルの底を舐めさせて、「恥ずかしい証拠写真」を撮って、笑っていたのだった。
ごめん。
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