受け取り上手になる

受け取り上手になる。

願い事を聞いているハイヤーセルフや背後霊団や天使団は肉体を持たず、波動が高いので実現化能力も高いです。因って、素直に彼等のメッセージを聞き入れ行動すれば即実現する訳です。
ところが大抵、私達は高次元存在の注意を無視して失敗しては「願っても叶わない」「自力で何とかしなくては誰も助けてくれない」「神も仏も無い」と文句を言います。働き損な高次元存在達です。

マイホームを手に入れたい場合を例に挙げます。

私達は家を買うのは大変だと思い込まされています。そして何十年もローンを組む為には定期収入が必要で、給料が高い会社に就職した方が融資を受けるのに相応しく、有名企業に採用される為に難関大学を卒業しなくてはならず、趣味や興味を抑圧して受験勉強に専念し、一貫教育の学校に入学する為に幼少期から塾へ通います。

親は「将来子供が苦労しない様に」とお受験させたりします。より簡単にマイホームを手に入れ何不自由無く暮らすには、高給取りにならなくては不可能だと考えるからです。

物質社会の思考パターンとしては良く見掛けますし、私自身も似た様な理由で進学校、進学塾、家庭教師、通信教育と経験しているので、子供の為に良かれと思って奔走する親達の気持ちも解ります。

ここで注目すべきは、子供を気遣う因子が将来への不安、お金が稼げなくなる心配、生活出来なくなる恐怖がベースとなっている為、結果的に何十年も掛けて子供を不幸で貧乏で必死に稼がなくては生活出来ない環境に追い遣っている点です。
見事に引き寄せていますが、全く以って有り難く無いです。そして親自身も、同じ様な人生を生きています。過ちに気付かない所がまた哀しいですが、自由意志の使い方を知る良い教訓です。

一方、高次元存在は時間と空間の制約を受けないので最短距離で実現させます。マイホームが欲しいなら、いきなり家を用意したりします。ところが私達が受け取ろうとしないのです。

「いやいや、用意して貰ったなら有り難く頂戴しますよ」と思いますが、実際に起きるとビビります。
「こんな簡単に家が手に入る筈が無い」「訳有り物件なんじゃ無いか」「お化けが出ないか心配だ」等とネガティブな事を思考し、これまた見事に現実化させるのです。

「やっぱり簡単に家なんて手に入らないんだ」「やっぱり苦労してお金を稼がなくてはいけないんだ」「やっぱりお化けが出た」と、自分のネガティブな思い込みを一層強化させます。この「やっぱり」が曲者で、最初からネガティブを予測しているので結局ネガティブを引き寄せます。

ポルダーガイストは人間の恐怖心が具現化した物で幽霊のせいでは無いですが、本人が強く思い込んでいるので様々な物理現象が起きます。こんな所でも思考が現実化しています。
せっかくの具現化能力なら、希望を叶えるベクトルで使いたい物です。

高次元存在は24時間366日休まずメッセージを送信しています。良い報せを無視して苦労の道を進むのは疲れるだけなので、彼等に頼りましょう。凡ゆる手段でメッセージを送って来ます。あからさまな時も有ります。
3次元思考に囚われ頑なになっていると「有り得ない」「非常識だ」「そんな馬鹿な話が有るか」と退けます。
高次元存在が齎すのは、人間の狭い考えでは及びも付かないプライスレスな情報なのに勿体無いです。

良い気分も悪い気分も連鎖します。ポジティブ思考もネガティブ思考も現実化し始めると勢いが付きます。

まずは小さなメッセージを受け取る所からリハビリしましょう。良い気分、ワクワクした気持ちは波動を高めるので高次元存在の声に気付き易いです。
晴れ渡った春の陽気で気分も高揚しているこのタイミングを利用し、背後霊団や天使団が伝えている良い報せを存分に受け取って下さい。