【映画】　お嬢さん　【☆3.9】

※記憶保持が主目的の為ネタバレ全く自重していませんので、今後観る予定のある方は読まないことをお薦めします。
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【お嬢さん】 (Theatre)
2017年
総合評価 3.8 → ☆3.9

「シナリオ」 (1.0) … 4 → 4
「演出全般」 (1.2) … 4 → 4.8
「心理効果」 (1.5) … 4 → 6
「視覚効果」 (1.1) … 4 → 4.4
「音響効果」 (0.9) … 4 → 3.6
「教養/啓発」 (0.8) … 2 → 1.6
「俳優/声優」 (0.7) … 3 → 2.1
「独創性」 (0.8) … 5 → 4.8
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【ストーリー】
日本統治下の韓国が舞台。
良家のお嬢様と結婚して財産をせしめようとする詐欺師と、サポート役の詐欺メイド。お嬢様に変態紳士達の前で官能小説を朗読させるイベントを定期的に開く変態叔父。

第一部は詐欺メイド視点。
第二部はお嬢様視点。
第三部は詐欺師視点。
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≪キーワード≫
韓国　サスペンス

【魅力】
・エロ演出
・シナリオ
・作り込み感

【不満】
・長い
・シナリオにもうひと捻り欲しかった

【印象に残ったシーン・台詞】
色々
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【少し突っ込んだ感想】
４時間ぐらい観てた気分になった。これはある意味評価すべき部分かもしれない。視点が交錯するのである程度の重複は仕方ないけど、コンパクトにまとめれないことも無さそうなので、個人的にはもう少しテンポを良くして欲しかった。

シナリオ構成は悪くなかったけど、惜しい。第一部がネタバレから始まるので、出来れば第０部も作って、ネタバレゼロの一見健全な屋敷ライフの章を設けてくれれば、サスペンス要素の奥行がかなり深まったと私見。

基本変態な映画なので、レズビアンがスタンダードな関係に錯覚してくる。好みは分かれるだろうけど、センスは良かったし、個性も立っていたと思う。韓国語と日本語ごちゃまぜな台詞も個性があって面白かったけど、これは日本人か韓国人にしか解らない魅力なのではないだろうか。
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