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2017年04月03日06:21

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肝に銘ずる、大切なメッセージがあふれ出てます。 全てはつながっている:便利と幸せという最高の不自然を紐解いていると思いました。

宮崎駿「東京では3.11のようなことが必ず起こります。僕は目撃者になろうと思っています。」

私は思います。
弁証法で物事を考え、衣食住の自立・パーマカルチャーそして結=相互援助などとビオトープ・身土不二・里山と言う考えと実行行為が必要なのです。
でも今の結果は手遅れ状態で、ぜつぼうてきな「はんらん」がすでに始まっていると思ってます。

本文から

ある研究によると一羽の小鳥がそこにいるためには、肉食昆虫が12万匹、草食昆虫が24万匹、そして草木が195万本必要だということが分かっています。〜

宮崎駿さんは、これから自然を蔑ろにしてきたツケがいろんな国や地域に回り始め、21世紀を生きる世代がそのツケを払って行くことになると語っており、すでに日本などでは人間社会が行き詰まり、社会がおかしくなるという傾向が見え始めています。

http://media.housecom.jp/macro_001/

人間はいつから川の流れを変えたり山を削るほど偉くなったのか

現代人は自分たちが急ぎすぎているという感覚すら失いかけている

従来の日本文化では、すべてのものは土に還されるという循環がしっかりと機能していた

大自然を支配しようとすることの愚かしさを日本人は大昔から理解していた

お金を使う罪悪感がなくなり、「もったいない」という言葉も耳にしなくなった

もう東京は環境も人間社会も限界なのかもしれない

全て予定通りの社会に生きる都会人は想定外の出来事に弱い

不安定な生活を送っている人の情景には、自然が一切組み込まれていない

都会で暮らす時間が長くなればなるほど、少しずつ何か大切なものを失っていく

もう値札がないと本当の価値が分からなくなってしまった現代人

メール1通を送ることでも確実に地球の資源は消耗され続けていく

21世紀に生きる私たちの使命は日本人本来のDNAを取り戻すこと

参考書籍

田中佳宏『食う。百姓のエコロジー』(インタープレイ、2012)Kindle117
養老孟司、宮崎駿『虫眼とアニ眼』(新潮文庫、2008)P88
本川達雄『ゾウの時間 ネズミの時間ーサイズの生物学』(中公新書、1992)Kindle135
石川英輔『大江戸省エネ事情』(講談社文庫、2009)Kindle2705
ドラネ・H・メドウズ『地球の法則と選ぶべき未来 ドラネ・メドウズ博士からのメッセージ』(武田ランダムハウスジャパン、2009)P24
田中優子『グローバリゼーション中の江戸』(岩波書店、2012)P140
司馬遼太郎、宮崎駿、榎本守恵、ロナルド・トビ、田中直毅『対談集 日本人への遺言』(朝日文庫、1999)P127
平川克美『「消費」をやめる 銭湯経済のすすめ』(ミシマ社、2014)P25、28、58
司馬遼太郎、宮崎駿、榎本守恵、ロナルド・トビ、田中直毅『対談集 日本人への遺言』(朝日文庫、1999)P127、P154
養老孟司『脳と自然と日本』(白日社、2001)P103
C・W・ニコル、養老孟司『「身体」を忘れた日本人』(山と渓谷社、2015)Kindle684
養老孟司、宮崎駿『虫眼とアニ眼』(新潮文庫、2008)P63
山本竜隆『自然欠乏症候群ー体と心のその「つらさ」、自然不足が原因です』(ワニブックス、2014)P57、137
村上春樹『ラオスにいったい何があるというんですか?紀行文集』(文藝春秋、2015)Kindle62
ドラネ・H・メドウズ『地球の法則と選ぶべき未来 ドラネ・メドウズ博士からのメッセージ』(武田ランダムハウスジャパン、2009)P74
石川英輔『大江戸省エネ事情』(講談社文庫、2009)Kindle862
上田正昭『死を見つめて生きる 日本人の自然観と死生観』(角川学芸出版、2012)Kindle533
村上和雄『アホは神の望み』(サンマーク出版、2011)Kindle1801

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