乳児かんだ飼い犬 悲劇はなぜ?
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前の前の前の住まいの隣に、大きな雄のゴールデンがいた。
自転車で前を通り過ぎる時だけ、一声だけおおきく吠える。
それが怖いという自分に、ツレは「遊んでほしいだけだよ」と。
そうなのか。にわかにはしんじがたいが、門扉ごしに近づくと、吠えずに尾をふる。
そして、門扉に体側をつけ、こちらを横目で見上げる。
「撫でやすいようにしたよ」と。
ひとしきり撫でたあと、門扉から塀沿いに移動すると、彼も同じ方についてくる。
塀の上をポンポン叩いてみると、立ってそこから顔をのぞかせる。
顔を近づけると、ペロペロなめてくる。
初対面でも意図がつうじるのか、と感動する。
以来、いつもかまうようになった。
あるとき、飼い主の堀野さんが手に包帯を巻いていた。
発情期で、前を通る雌に飛びかかろうとし、門扉に前足が挟まってしまったゴールデン。
助けをもとめて吠えていた彼を、堀野さんが抱えたところ、噛まれたという。
「痛くさせてる主犯」と誤解されたみたいだと。
ゴールデンはそれから去勢され、はちゃはちゃ具合は減退した。
1992年、三鷹台時代。自分はまだ20代だった。
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