ブレーカーの容量について誤解もあるようなので説明する。
■ブレーカー容量
電気料金に影響するブレーカーと、宅内の配線や機器を保護するためのブレーカーは別です。電力を使い過ぎたときに落ちるブレーカーが、どっちのブレーカーかによってブレーカーが落ちないようにする対策が異なります。
配電盤を見ると、大きなブレーカーが一つと小さなブレーカーが複数見つかると思います。電気料金に影響するのは大きなブレーカーだけで、他のブレーカーの容量(アンペア数)は電気料金に関係ありません。
大きなブレーカーが落ちるようであれば、同時に使用する電気器具の組み合わせを考えて容量に応じた組み合わせを見つける工夫をしましょう。
小さなブレーカーが落ちるのであれな、違うコンセントを使用するとか、電気製品を繋ぐ場所を変えてみましょう。それでも落ちるとか、違う部屋のコンセントになって使い難いとかであれば、宅内の配線に問題があるのかもしれないので電気工事店に相談しましょう。
備考
アンペア数で電気料金が変化しない電力会社も多いので、そこも確認しましょう。
■我が家のブレーカー配分
我が家はオール電化の 4LDK で大ブレーカー60A(200V)と小ブレーカーは 18個です。
4つの寝室に各1つずつ。
キッチン用に2つ。
ダイニング用に1つ。
リビング用に1つ。
テレビ周辺用に1つ。
廊下・階段・ガレージ用に1つ。
5つのエアコン用に1つずつ。
食洗機用1つ。
エコキュート用に1つ。
IHレンジ用に1つ。
関西電力は 100A まで基本料金は同じ、我が家は実質 120A なのですが、同時に使用する機器の計算式に当て嵌めて 100A の契約を結んでいます。
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