震災直後に『東北魂義援金』を設立した、お笑い芸人サンドウィッチマン伊達みきおサンの語る、悲しみの連鎖…。
「仙台市に住んでいた同級生は、子供と、妊娠中だった奥さんが津波に流され、家族の中で自分だけ生き残った。そいつは胸まで海に浸かって長い棒を使って自分の子供を捜し出し、口の中が泥だらけなのを洗ってあげて。奥さんは2週間後に2キロくらい離れたところで発見された。その後、同級生は仮設住宅で1人で頑張っていたんですけど、やっぱり耐えられなかったんでしょうね。奥さんを火葬した日の1年後に、「子どもに会いに行ってくる」という遺書を残して自殺しました」
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