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2017年03月09日19:53

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昨日の日記投下後に考えたんだけどやっぱこれかなー?ってのがあった。
たぶんこの試合を録画した人の9割くらいは保存してあるのではなかろうか。


2016 ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン
松山英樹がPGAツアー2勝目を飾った試合だ。
リッキー・ファウラーとのプレーオフは誰もが固唾を飲んで見守った事だろう。
今年2017の同大会もウェブ・シンプソンとのプレーオフを制して松山が連覇。
ファウラーとの死闘での経験が活きたと思った。
死闘と言えばバルタスロールなんて話をオジサンたちからよく聞く。青木功とジャック・ニクラウスのアレ。1980年の全米オープンだが、この時私は母の腹の中だった。
何年か前にこのバルタスロールも見たのだが、この話はまたの機会に。

リッキー・ファウラー
世界ランキングの最高位は4位。世界的にも物凄い人気プロだ。
ゴルフのスタイルは半端無い攻めゴルフ、そしてお洒落である。このあたりが人気の理由なのかな。
知ってる人も多いがファウラー自身はアメリカ人だが、祖父(母方)は日本人。田中豊さんという人らしい。正確に言えば田中豊さんもアメリカ人(国籍)なのだが。
ファウラーは祖父リスペクトのようで腕に田中豊のタトゥーを入れるくらい。相当な日本贔屓だ。
本人も「俺は1/4日本人だからね」とよく言っている。

最終日のバックナインで事はファウラー優勢で進んでいく。
16番が終った次点でファウラーと松山の差は2ストローク、余程の事が無い限りファウラーの勝ちだと誰もが思っただろう。

謎の17番、死闘の始まり
17番は320yくらいのミドル、ワンオンも狙えるが2ストロークあるのでファウラーは刻むと私は思っていた。
しかし、ファウラーはドライバーを手にワンオン狙い!!攻めすぎだろ、おいw
このティショットはほぼ完璧で花道にキャリー。グリーンを捉えたかに思えたが・・・。
ボールはグリーンを突き抜けて奥の池へ。痛恨のボギー。
対する松山はスプーンで花道に打って寄せワンのバーディ。追いついた。
松山の後日談だが「俺でもドライバーは怖い(飛距離的に)のに、俺より飛ぶファウラーがドライバーってのは。ファウラーが持った瞬間にあるかも!って思った」と。
クラブ選択も大事な要素よね。
何故ドライバーだったのか?という話はファウラー自身から出てこないが、私なりに考えてみた。
「松山はすげー奴だ、俺も同じ日本の血が入ってる。こいつに負けるわけにはいかない。松山はバーディ獲って来るだろうからイーグルで決着付けてやるよ!」
そして恐らくスプーンでは微妙な距離だったのでは?と。縦に長いグリーンなのでスプーンの弾道だと乗っても手前、そしてランが出ない。で、ドライバーならランが出るから突っ込んでいけー!みたいな。
本当に勝負の世界は最後まで何が起こるかわからない。

驚愕の18番
イーブンで迎えた18番、松山もファウラーも物凄いティショット。
セカンドは松山が先に打ってピン奥5mくらい、ファウラーはピン奥3mくらい。
ピン奥から下りの凄く難しいライン、両者バーディを決めてプレーオフ。
この場面は見てるだけで痺れたが、これを入れる両者の精神力が凄すぎる。
先に入れた松山も十分凄いんだけど恐るべきファウラー、あの3mのパットだけどカップイン直前で右に切れたんだよね。「あ!外れた!」って思ったんだけど入っちゃった。
結果としては入った事に変わりはないんだが、普通入らんよ。

プレーオフ
18番、18番、10番、17番
1ホール目は松山パーオンから2パット、ファウラーはセカンドをショートさせるがバンプ使ってタップインの寄せワンでパー。(私もバンプ上手くなりたい)
2ホール目、最終18番と同じような状況だったが先に打ったのはファウラー。両者バーディ。(鼻血でそうだったよ)
3ホール目、両者ピンチからパーセーブ。特にファウラー、ティショットがラフ、セカンドはグリーンオーバー、寄せをショートしてワンピン以上残ったがワンパットで決めた。
松山のパーパットも2mくらいあったかな。

決着
やはり17番だった。オナーはファウラー、先の失敗からスプーンを手にする。
しかし!
ティショットはドローが強すぎて左の池へ・・・。
この次点で勝負あり、松山がPGAツアー2勝目を飾ったのであった。


この後ファウラーは事あるごとに松山の名前を出す。
記者にライバルは?と聞かれると真っ先に松山が出てくる。
先日マスターズに向けての公式記者会見かなんかでも松山の名前が一番先に出てきたな。
松山>マキロイ>デイ>スピースとかこんな順番で名前が出てきた。
まぁ何にせよ松山、ファウラー、マキロイ、スピース等この先何年もゴルフの頂点をめぐって戦っていく相手になるだろう。
我々アマチュアとは次元が違うゴルフを展開する彼らから今後も目が離せない。

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