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2017年02月03日04:10

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 赤さんと 今日は美術館・博物館巡り(先週の土曜日)


 東博と都美術館の招待券ゲットしたので、先々週見学する予定でしたが、赤さんがインフルに罹ってしまって1週間延期で28日に。
 上野で隣合っている施設だから一緒に見ちゃおう・・と簡単に考えたのだが・・大間違いでした。 どこぞの「カメラ記念館」「オリエント博物館」のようにワンフロアー+少々でしたら、二箇所でも良かったのですが・・・・

 都美術館のティツィアーノとベネツィア派展ですが 30分くらいで見れるからなんて・・・・
とんでもなかったです。1階2階3階の企画フロアーを使って68点がそのうちのティツィアーノの作は7点とか・・・なんとなく判るような気がしました。
 しかし、宗教画は時代の背景とか理解してないと、全くわかりませんね。
 ただ400年も500年も経っているキャンバスや板に油絵具で描かれているのだが、多くの作品はライトの加減なのか、最近描かれた物のように艶までありました。
 警備の関係から全て模造品が展示してあっても区別つかないかもしれませんね。
 ショップには複製品が結構な値段で売ってましたからね・・・

  ちょっと気になったことが、描かれている幼児が(キリストもいるのかな)可愛くない表情が多いのです。それに男児はチビチンを掴んでいる絵が多いのです。
 宗教的に意味のあることなんでしょうかね・・・・・

 エスカレーターで階が変わり、3フローアー目の男性の肖像画が目に入った時、「まだあるのーー」と漏れましたねーー。

  出品番号と配置の関係からか、大型の絵「最後の晩餐」がチラッと見るだけで、後から見られるのかと思っていたら出口でした。引き返して見る気持ちより、あ!やっと出られた。の気持ちが勝っていましたね・・・・

 昼飯の時間はとっくに過ぎていました。30分!の予定が1時間半くらいですかねーーーー

 お腹空きました。ここにもレストランあるから見るだけ見ようと入り口へ・・・待ってますね。

 じゃあ喫茶コーナーへ・・・・やっぱり行列が・・・、無理だ!東博のレストラン「精養軒」へ行こう。

 東博のゲートを入ると展示館には向かわず、東洋館の並びの奥のレストラン「精養軒」???あれ替わってますねーーホテルオークラ レストラン「ゆりの木」だって。
 あれーー何時から?? ドア越しに覗くと待ち席に20人ほど、お待ちの方が・・だめだこりゃ、外へ出ないと無理みたいですね。
 
 しょうがない、「春日大社千年の至宝」を見ることにする。本館を通り越して平成館に向かうが、それほど混んでそうになかった。じゃ早回りで行きましょう。
 しかし、出品目録を見て甘かったと反省する。6室で250点もある。さすがに多すぎだ!!

  去年春日大社への出張撮影の計画があったが、春日大社が改装中で延期になっている。今、この時期に依頼があったら、宝物の多くは東京へ来てるということだ。
 以前、室生寺に関西ツーリングの一環で、寄ったことがあったが、主要な仏様は東博に出陳中だったことがある。わざわざ奈良まで来て、仏様は上野へ出張中なんてねーー

 奈良の鹿は茨城の鹿島神宮から移られたとか・・・・鹿が神様なのであるから。。。 とにかく多い!
  掛け軸や巻子・巻物の中には明らかに複製物と思うものがあるが、目録見ても複製とあるのは「太鼓」1点だけで、神宝類は殆どが国宝だった。宗教画もわからないけど、日本の仏宝も・神宝もあまりに多種・多様で殆ど理解不能状態でしたね。そんな中で 十一面観世音菩薩立像(善円作)とか鎌倉期の仏さんだか、フロアーの真ん中のケースに収まっていたけど、ホッとする美しさだった。

 ほとんど走馬灯のように「見た!」と思うが、頭の中では留まってませんね。今度仕事で春日大社へ行くことになったら、宝物館でゆっくり対面してきたいです。

 覚えてるだろうか・・・・250点のうちの三分の二は春日大社の所蔵のようだから。わかるかな? わかんねーだろうな!

 さーて、食事!食事! もう四時近い。出て食べようか・・・まてよ、赤さん法隆寺献納宝物、見てないって言ってたから・・寄るか。レストランも有るし、きっと空いてるよ。

 法隆寺宝物館へ回った。レストランは時間も時間だしガラガラ! ここもホテルオークラ ガーデンテラスというのです。もう4時になります。赤さんお薦めの「ハッシュドビーフ+ミニサラダ付き」にしました。

  赤さんこれから知人のお見舞いに芝公園の方まで行かなきゃならないので、早回し! 食べて直ぐ法隆寺展示室へ向かう。1階はワンフロアーだけど2階もあるのだが今日はここまで。
 1階は、フロアー全体に仏教伝来時の48体仏といわれる金銅仏が並べられている。あたしの好きな仏さんも数体見受けられる。献納宝物は法隆寺が明治初年の神仏分離・廃仏毀釈の時期に経済的には極度に困窮し寺宝も散逸の危機にさらされていた。
 寺宝を散逸させるよりは、日本でもっとも安全確実な保管先である皇室に寺宝を一括献納して、その見返りに与えられる下賜金一万円(今日の数億円匹敵)によって傷んだ堂宇を修繕し、寺の運営を安定させようという寺の考えから「宝物献納」に至ったとされる。

  ここは本館の常設展示と一緒にまた訪れないといけませんね。

  今回二ヶ所の美術・博物館は招待状でしたが、65才を過ぎると多くの施設が入場無料になるようです。
  都美術館は65歳以上は当日券は1000円で、シルバーデーというのがあって、2月15日3月15日は無料です。東博は70歳からです。江戸博は第3水曜日、西洋美術館は第二第四土曜日と文化の日がそれぞれ常設展が無料です。


 
48体仏は東博のHPより借用。
 
  

 
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