【毛穴▲/美白◎/歴史ある植物の力】
洗い流すパックでよくあるクレイ(泥)系のものと比較します。
どんな実力をもちあわせているのか測るため、
あえて小鼻周りに少し角栓の残るもので洗顔をしたあと、
たっぷり塗り広げて10分おいてみました。
(こういうのはたっぷりつけないと効果が半減するので)
■結論1〜毛穴の角栓には?
残念ながら角栓除去力はないようです。
(クレイのように粘度が強く吸着力のあるクリームではないので、引っこ抜く力はそりゃないですよね)
角栓はやはりクレイにかないません。
■結論2〜毛穴の黒ずみには?
しかし、毛穴の色素沈着による黒ずみには効果高し。
毛穴の黒ずみは主に以下2通りあります。
「つまった角栓の出口が酸化し黒くなったもの」
「むりやり引きはがす毛穴シートの刺激や摩擦、紫外線により、毛穴が色素沈着したもの」
この後者に効果があるタイプです。
■結論3〜角質除去には?
質の良いクレイパックをすると、顔全体の角質がとれてスベスベになったりしますが、
こちらはそこまでにはなりませんでした。
でも洗顔だけで終わるよりは程々のスベ感が得られます。
■結論4〜刺激は?
クレイは時間をおくとガビガビになるけど、こちらはソフトで刺激を感じません。
■結論5〜保湿と美白は?
シートマスクに共通したメイン目的が保湿であるとすると、
こちらのパックは予防美白がメイン。
(できたシミくすみを消すハイドロキノンなどは配合されてないので、消す力がすごい!という訳ではなく、浴びてしまった紫外線で活性化したメラニン色素が表に出てくるのを防ぐ、という美白です)
しっとりしますが、保湿具合はそこまで高くないので
使用後の化粧水・クリームなどでの保湿は大事。
冬に使うのもいいでしょうが、
“保湿はいまいちだけど美白に強い ” という特徴を考えると
まさに湿度が高く紫外線の強い春夏に大活躍するitemかと。
以前は税抜5300円だったようですが、今は5050円に値下げされたみたい。
使い方は公式サイトに動画があります〜
■総評
とにかく美白メインでケアしたい方!
最先端の科学技術の力より、古来からの植物のもつ歴史ある力に惹かれるという方!
そんな人にオススメです。
(古来からの植物の力については以下にまとめました。解毒、殺菌、腫れものの排膿に役立てられたと聞くとニキビ肌にもききそうだなと想像…… ご興味のある方はどうぞ♪)
※当選で頂きましたが、参考にならなければ無意味なので良い点悪い点どちらも綴らせて頂きました
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■参考:パナビアとは? 歴史ある植物の力とは?
初めてのメーカーでしたので、少し勉強させてもらいました。
パナビアさんのテーマカラーは紫。
なぜかというと……
中国最古の薬物書に「紫草」と登場するムラサキソウの根っこ、紫根の力に着目した化粧品を開発しているからだそう。ホワイトパックの中身は名前通り真っ白ですが。
紫根って歴史のあるすごいものみたいで。
●中国・明の時代
→「潤肌膏」の原料に
<効能>痔や火傷・凍傷・腫れ物・皮フへの抗炎症・殺菌・創傷治癒促進・消化器系の調整機能・解熱・解毒・はしか・黄疸・腫瘍・血尿の予防
●日本・江戸時代
→塗り薬「紫雲膏−しうんこう」として使われた
国内初の乳ガン手術で化膿止めとして使用され、手術を成功させたとか。
「創面を柔潤させると共に疼痛を除去し、肉芽形成を助成する」という記録があり。
肉芽形成なんて、お肌の生まれ変わりに超強そう!笑
(この「紫雲膏」は今でも薬局で販売されてるそうですよ)
→飲み薬「紫根牡蠣湯−しこんほれいとう」としても使われた
乳ガン・胃ガン・肺ガン・天然痘や虫垂炎などに効果を発揮した記録あり。
●アイヌ人は →目を患った時の湿布、やけど時の塗り薬、のどが痛い時の飲み薬として
●アメリカンインディアンは →下痢止め・避妊薬として
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様々すぎて訳わかりませんが(笑)紫根って何だかすごそうです。
移動手段がなかった時代から
これだけ遠く離れた多様な民族が偶然それぞれで使っていたということに
信憑性みたいなものを感じてしまいます。
そして現代でも薬として使われているという事実がまた、
科学では代わりのきかない力があるのかな?なんて想像してしまいますね。
JUST2000字、長文読んでくれてありがとう!
少しでも参考になりましたら嬉しいです^^
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