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2017年01月26日18:59

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加害者だった私の意見

いじめ「被害者も悪い」答えも
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4403094

私は発達障害と言う脳の障害で毎日デイケアに通っている。
発達障害、と一口に言っても、その症状は様々でADHDなどと比較的最近知られ始めたものから、自閉症、アスペルガー症候群まで様々。
私の場合、色々な症状が少しずつあって、それが原因でいじめられ心の傷となり社会にうまく適応出来ない。

さて、通いだした頃。
ある女の子が入ってきた。
彼女は、終始落ち着かなく、常に部屋の中を歩いていた。
それが私には自分を馬鹿にしているようで我慢できなかった。
ある日、ついに我慢の限度を超えた。
ちょうど、帰りのミーティングだったが私はその子の手を無理やり取ると別室に行きありとあらゆる罵詈雑言を彼女に浴びせた。
なにしろ、虐められていたのだ。
そのノウハウは悪い意味で存分に発揮されたといえよう。
その時、私は虐めているつもりはなかった。
ただ、悪いことをしたのだからそれを叱責しても褒められることがあれど非難される筋合いはないと思っていた。

当然、翌日からスタッフ及び院長からの叱責が待っていた。
私には理解できなかった。
悪いことをしたのだから罰をして当然で、事実私はそう育った、怒られる意味が分からなかった。
実際のところを書けば、未だに腑に落ちないところはある。

しかし、後年になり、理解できることもある。
私は何でもかんでも一人で解決しようとする。
特に当時は酷く、私の邪魔をするものに対しては暴力は当たり前であった。
以前、派遣先で私を頼る人の手際の悪さにイラついて踵で思いっきりその人の足を踏んだことがある。
かつ、泣くまで責めるので相手が委縮してしてしまう。
結果としてトラウマを呼び起こしたりしてパニック障害を起こしてしまう。
私としては「障碍者を馬鹿にされないためには障碍者がちゃんとしないといけないんだ。できないものは殺されても当然なんだ」というとんでもない思想を持っていたのだ。

では、私はそこまで完璧かと言うとそうでもない。
ただ、他者に迷惑をかけないようにはしているが、実際はしているのだと思う。
「よくぞ、言えたものだ」
と恥半分、怒り半分である。

この件に関しても(ようやく、本題だよ)そうだが、虐めている本人が虐めている自覚はない。
(ある場合もあるけど)
本人たちからすれば、自分たちが不利益を得ているから注意をしたに過ぎない。
もっとも、それがエスカレートして「死ね」なんていう暴言になることもあるが・・・・・。
では、どうすればいいのか?
本当に授業中暴れたりするのであれば、教師、彼らがだめなら教育委員会に現状を報告する。
「自分たちの授業を受ける権利が侵害されている」と。
ただし、それが本当に必要かどうかは個々の判断による。
―自分は他者に迷惑をかけていないのか?
―単なる憂さ晴らしをしているのではないか?

もっとも、虐めっこというか、人間と言うのは相手の『弱み』を見たら叩かずにはいられない動物である。
完璧な人間がいないのに、さも、自分が完璧人間のようにふるまう馬鹿がメディアで批評し、それを真似る馬鹿がいるのである。
だから、いじめられっ子がどんなに努力してもいじめっ子は虐めるネタを見つけて虐めるものである。
これは障害にも言える。
もっとも、障害自体に甘えている大アホもいるから一概には言えないが。


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