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2017年01月26日22:44

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三題噺

1:
たとえば
医療機関であったり学校であったりなどであれば
問答無用で完全禁煙に賛成します

でも、飲食店には個々の事情があります

飲食店に関しては
・完全禁煙
・分煙(分煙の程度は その店の裁量に委ねる)
・全席喫煙可能
を、お店のオーナーに選んでもらって
店の前に、その掲示を義務付けたら
それのほうが安上がりだし 結局は一番理に適っていると思っています

要するに お客さんのスタンスでお店を選べばいいだけなのですから

でも、今のご時世は
全席喫煙可能の そこそこ料理が美味しい居酒屋さんに
夜中1時に小さな子供を連れた女の人がやってきて
「この店は 子供にタバコの煙を吸わせる店なんですか!!」
と強弁してしまったら
そっちのほうが通ってしまうレベルに達しています

・・

別に、喫煙者の肩を持つ気はありませんが
その人が夜中1時に居酒屋さんに行くことは 
確かにその人の 「自由」「権利」 です

でも、

自分の権利を主張したいのであれば
他の人の権利も尊重しないといけないのではないでしょうか・・

2:
今の人類(ややこしい書き方をすると、 ホモ・サピエンス と言います)は
ネアンデルタール人とクロマニヨン人の混血によって形成されたことがわかっていて
タバコへの依存性は、ネアンデルタール人から受け継がれている

「生存形質」

だということが、最新の遺伝子解析の研究で明らかになっています

多分、ネアンデルタール人の時代には
タバコへの依存性があるほうが 生存上有利な形質だったのでしょう
また、この生存形質が今に至るまで残っていると言うことは
それ以降も、何らかの形で有利な生存形質だったのでしょう・・

(急に話を変えますが)
サラセミア という難病があります
血液中の赤血球がヘンな形になってしまって すぐに壊れてしまうと言う難病ですが

これは遺伝病で、それも

優性遺伝

だということがわかっています

普通に考えると、こんな厄介な代物を抱えてしまっている人って
とっくの昔に淘汰されていて
その遺伝子も淘汰されているはずです

・・で、
「なんでこんな難病が 優性遺伝なの?」
という問題にブチ当たってしまうのですが
その答えは比較的簡単です

お手元のパソコンなりスマホなりで、
「マラリア」
という感染症を検索してください

そして、
このサラセミアが多い地域と マラリアの流行地域を
世界地図で重ね合わせてください

ものの見事に一致します

つまり、
マラリアは、血液中の赤血球を乗っ取って
そこで繁殖して毒性を発揮しますが
その赤血球そのものがすぐに壊れてしまったら
マラリア原虫は生き残れないわけです・・

人類の「進化」というのには
ある程度の「遺伝子レベルでの試行錯誤」があるのですが
このサラセミアは、マラリアに対してのホモ・サピエンスの
強力な対抗手段だったわけです

(話を元に戻します)

種としてのホモ・サピエンスの遺伝子に刻み込まれている
生存形質
なんていう代物は、1万年やそこいらで どうなるものでもありません・・

3:
今では
「タバコの煙キライ!!」
のほうが、筋が通っていますが・・

大麻は、偏頭痛をはじめとする多くの頭痛 また多くの痛みを緩和できる
ある意味の特効薬だということが
多くの研究成果によってもうわかってきています

だから多くの先進国が
医療用大麻
の解禁に踏み切っているわけです

たとえば、日本でも医療用大麻が解禁されて
医師の処方箋があったら いくらでも調剤薬局で買える時代になるとしましょう

そのときに
「その臭いキライ!!」

「これは、自分の痛みを緩和してくれる 常備薬なんです」
とでは
どちらのほうが「理」があるのでしょうか?

もし、今の喫煙者全員が 医療用大麻にシフトしてしまったら
その他にも 各種の痛みを訴える人が 医療用大麻を常用する時代が来たら

どちらのほうに「理」があるのでしょうか?

タバコの煙が大嫌いな人のご意見をお伺いしたいです・・





■飲食店業界が厚労省の進める「原則禁煙」に反対表明 嫌煙派は「意味がわからない、全面禁煙にするべき」と強硬姿勢を強める
(キャリコネ - 01月13日 16:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=4383116
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