「カジノ法案」が衆院を通過
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衆院は6日の本会議で、カジノ解禁に向けた「統合型リゾート(IR)整備推進法案」(カジノ法案)を自民党と日本維新の会などの賛成多数で可決した。自主投票の公明党は賛否が割れ、民進、自由、社民の3党は採決に抗議して退席し、共産党は反対票を投じた。自民党は週内に参院で可決・成立させる構えだ。
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カジノの成功の鍵は夢にあると思う。夢という言い方がロマンすぎるなら、金額である。これまでにない金額がカジノの成否を決するだろう。
その場合、カジノとは毎日投票結果がでる宝くじみたいなものである。とすれば、カジノが支えるものは税金ということになる。
アベノミクスとは単に税金の多様性を模索しているだけの政策ではないか?という気さえしてくる。
すでに日銀によるインフレターゲットは成功したとは言えない。たった数年とはいえ、結果が予想に反していることはたぶん、間違いないだろう。インフレターゲットがなぜ必要かを話す人は多いが、なぜ効かないかを説明してくれる人はすくない。
野口英世現象と呼んでも差し支えないだろう。私にはわからない。そういう言葉をそろそろ口に出たしているのでないか?
ウィルスを相手にするときに、細菌を探していては見つからないのが道理であろう。というのが経済でも起きているのではないか?少なくとも、世界的な状況は過去の連続ではあっても、過去の説明の連続では違っているように見える。
カジノくらいで日本経済が立ち直るはずもない。だが、日本には娯楽としてパチンコがある。パチンコと比べて、ラスベガスのカジノが楽しいものなのか、どうかはよく知らない。
だが娯楽性で言えば、カジノのスロットよりもパチンコのほうが上な気もする。だが気がするだけで本当のところは知らない。
そういえば、バトミントンで賭博のために追放された田児賢一であるが、カジノが合法であれば、と悔やまれるだろう。法律があれば合法、なければ違法というのは、まさにその通りであるが、釈然としない部分もある。
やっていることは同じである。おそらくその心理さえも。まったく同じふたつのことが、批判されたり推奨されたりする。それは大麻でさえ同様である。医薬品と処方されればよいが、街中で手に入れれば犯罪である。
つまり、無制限に許すなどしないというのが国の立場である。引いた線を越えたら許さない。それが正しい運用だろう。
宝くじから始まり、パチンコ、競馬、競艇、オート、TOTOくじなどがこの国の主な賭博系税である。それに新しいものが加わったという話だ。
非合法な賭博、野球賭博であったりするのを国家が強く許さないのは、税金を納めないからである。所場代を求める最大の勢力である。
おそらく、カジノはこれまでのどれギャンブルよりも賭博性を高くするのだろう。ギャンブル依存症になる人もいるだろう。そういうものはどの国でもおそらく議論された。それでも税収という魅力は捨てがたいという話だ。
すると競合他社はそのようにそれと対抗するかは重要になる。またカジノと競馬は相性がいいし。海外の競馬場が社交場の一部であって、酔っぱらないのたまり場ではないのは、たぶん、ギャンブル性が高いからである。
落ちぶれないだけでの規律性が求められる場所なのだろう。
ただお金の集約だけでよいならば、インターネットに誕生すればよい。合法的なネットカジノならば、世界中の金を集められるだろう。
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