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2016年12月04日00:15

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忘れかけた大切なことがあちこちに・・

考えると色々あるねぇ・・。
常識というか、習慣めいたものまで含めると。

●「建て前の餅まき」

一軒家の新築時、木造の骨組みまで完成すると、大工さんが屋根部から
ビニール袋に入った紅白の小さな餅を、下にいる人達に投げる儀式。
ご近所さんとか子供たちが寄ってたかって、争うように拾うという(笑)
因みに、その中には五円玉・十円玉程度の硬貨が入っているものが混ざっていて、
中には50円や100円ほど入っている場合も。

考えてみると、そんな風習はいつぞやからすっかりなくなってしまった・・

●「隣近所同士での、調味料の貸し借り」

「奥さ〜ん、醤油ちょびっと貸してくれる〜?」「はいよ〜」
そんな光景が日常茶飯事だった(笑)
後でその御礼に作ったおかずのおすそ分け、漬物のやり取りとなったり。
これぞ「地域コミュニティ」の原点でもあったわけですなー。

これ、一人暮らしのアパートや下宿なんかでも普通にあった光景。

●「空き瓶の代金交換」

コーラやジュース類は殆どが瓶の時代、空き瓶を商店辺りに持っていくと
5円〜10円程バックしてくれた。小遣いが殆ど貰えない子供らは、
徘徊しては空き瓶を探し回り、店に持ち込んでせっせと稼ごうとしていた(笑)

いつからなくなってしまったのか・・

●線路近くの家では、汽車が通る度に外の洗濯物を一旦取り込む

文字通り、「汽車=SL」の時代。
機関車からモクモク大量に放たれる煙、まさしく石炭の排煙なので、
線路近くは風向き等によってもろに被り、干している洗濯物はあっという間にすすけるという(笑)
なので遠くから汽笛が聞こえると、お母ちゃんが慌てて洗濯物を家の中へ一次避難。
手が塞がってる場合は大号令が掛かり、子供たちが変わって取り込む(笑)

石炭繋がりで、北国限定かもしれないけども・・

●「各家庭には、煙突掃除用の長い掃除棒があった」

すすが溜まって石炭ストーブの燃焼効率が悪くなるので、
長さはマチマチだけど、木の棒の先に大きなたわしを括り付け、
定期的に煙突の中に突っ込んでゴシゴシと、すすを取り払うための掃除棒が存在。
大抵の家に常備、長いものは横にした状態で軒下にくくりつけている家が多かった。

●「冬期の燃料手当のことを“石炭手当”と称していた」

北国は冬が長く燃料費がかさむので、大抵どの企業でも大なり小なり燃料手当が出るが、
やはり石炭が主流の時代から「石炭手当」と称され、その後灯油やガスに代替わりとなって
暫くしても尚、「オタクの会社、もう石炭手当出たかい?」なんて会話が続いてた(笑)

しかし当たり前だった燃料手当も、バブル崩壊以後いつからか減額、
または支給しなくなった企業が徐々に多くなってしまった・・

●「靴下は穴が空けば縫って履く」

文字通り、穴が空けば縫う。今のように簡単に捨てたりはしない。
靴下に限らずズボンや洋服、下着まで。膝・肘当てなんぞ下手すりゃ
もう観られないことが多いけど、あったとしてもどちらかと言えばアクセントとしての扱い!?
けど昔はまさに穴を塞ぐためのもの。「アップリケ」なんて呼ばれてたっけ(笑)

色々出てくるなあ・・

どれもこれもノスタルジックではあるけれど、一つ一つみていくと、
その背景には人や家族、社会のコミュニティに関係していたり、
物を使うにあたっての大切さが前提にあるんだなあ・・

今の時代すっかり消え失せたor影が薄くなったけども、
忘れかけた大切なことがふんだんに詰め込まれていた・・しみじみそう思うのであります。

これらがドン引きされるって、果たしてどうなんだろねえ・・・

■平成生まれに言うとドン引きする「昭和の常識」ベスト5
(しらべぇ - 12月03日 07:31)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=202&from=diary&id=4323862
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