よこすかカレーフェスティバル2015報告書

写真整理でよこすかカレーフェスティバル2015の写真が出てきた。
iPhoneに各カレーの感想を簡潔にメモしてあったので、報告する。



1. よこすかカレーバイキング

値段は忘れたが、500円？　いや1000円くらいだったかな？
横須賀市内に展開する10店舗以上が鍋を持ち寄ってカレーを提供してくれる。
このなかから、4種類、好きなものを選んで食べられる。
売り切れ御免。

今回いただいたカレーの提供元は以下の通り。

上：ウッドアイランド カレーレストラン
下：TSUNAMI カレーアンドグリル
右：佐野天然温泉 のぼり雲
左：ドブ板食堂 ペリー

ウッドアイランドのカレーは食感がまろやかというか、口当たりがよい。
カレーはとにかくいろいろと混ぜるものなので、
店によっては酸味が強かったり辛味が強かったり、
いろいろと尖った味を売りにするところもある。
ここのカレーはそうではなく、割と誰にでも親しみやすそうな、やさしいカレー。

TSUNAMIのカレーはむしろ個性を売りにしたカレーと感じた。
店員さんに尋ねたわけではないが、その個性とはたぶんワイン。
少し渋味を感ずるのはこれは赤ワインだろうか。
酒には詳しくはないので、たぶんワインだと思うがあまり分からなかった。


のぼり雲のカレーもまた個性を売りにしたカレー。
ただしここは尖った感じというよりは、どちらかというとまろやか。
大根の味がする。たぶんおろした大根が入っている。

ドブ板食堂のカレーは、チーズカレーだろうか。
ただし、目に見えてチーズが入っている訳ではなく、ルウに溶け込んでいるのだと思う。
チーズ特有のコクというのかな、香りとも違う濃厚な味わい。
これでチーズ入っていなかったら何だろう、何があの味を作っているのだろうか。



2. 海上自衛隊護衛艦カレー レシピ再現カレー

海上自衛隊のウェブサイトには、艦艇毎に固有のレシピが記載されている。
ここは民間企業がそのレシピをもとに再現したというもので、
海上自衛隊の護衛艦のスタッフが作っていた訳ではない。

写真では右がごはん、左がルウ。左のルウは上下で別の護衛艦の再現。
両艦ともに長崎県佐世保市を母港とする護衛艦。

上：DD-157 さわぎり
下：DDG-173 こんごう

さわぎりのカレーはイカスミ入り牛すじカレーらしい。
イカスミを普段から食する訳ではないので詳しくは分からないが、
たぶんイカスミの香りだろうか、何だかふしぎな香りがする。
はじめはカレーにこの香りですごく違和感を覚えたが、慣れると気にならない。
味はくせがなく、非常に口当たりがよい。

こんごうのカレーは結構酸味が強く、若干尖った味わい。
まあ、牛肉はもともと結構尖った味だと思うし、
いわゆるビーフカレー全体が牛肉の特性を活かした独特の尖り具合になる。
こんごうのカレーはそこに酸味を加えることで、引き締まった味になっていた。
酸味の由来は何だろうな、米酢みたいな渋味がなく、
尖った味なりに口当たりはいいので、何らかの果実だろうか。
何の果実かまでは分からないが。



3. 清水もつカレー

写真はちょっと自信ない。たぶんコレだったと思う。
静岡県静岡市清水区あたりの創作郷土料理らしい。
いわゆるもつ煮込みをカレーにした感じ。
もつ煮込みならば味付けは味噌だと思うのだけれど、
カレーにするともう味噌なのかよく分からない。
ただ、もつ特有の香りはした。
すごいした。



4. 岩国飛行艇カレー

写真はやっぱり少し自信ない。たぶんコレ。
これも海上自衛隊の飛行艇メニューの再現カレーのようだ。
山口県岩国市。
内容は挽肉をつかったカレーで、つまりはキーマカレー。
水気が少なく挽肉のカレー粉炒めっぽい感じを想像しがちな普通のキーマカレーではなく、
普通のカレーの肉が挽肉になっている感じ。
やや塩気が強く尖った味わいで、私には少し塩気が強すぎる印象だったが、
これのレトルトカレーをある同僚に土産に持って帰ったところ、大絶賛。
同僚には過去にもいくつかレトルトカレーを持ち帰っていたが、その中で最高だったと。



5. 遊佐カレー

山形県飽海郡遊佐町。
食の王国を自称する山形県だけあって、野菜カレー。豚肉つき。
味付けはよいのだが、若干風味を欠く感じでなんだか味気ない印象を受けた。



6. 銀山温泉はいからさんのカリーパン

味はいくつかあったが、確か辛口はすぐに売り切れてしまったのでふつうの（中辛？）
表面はこんがりと揚がっている割に、ふしぎと中身は粘性（というか弾性？）が強く、
歯応えのあるのが特徴。
ルウは他のカレーパンの例に漏れず濃い。
カレーはライスで、を旨とする私だが、これはいいなと思った。