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2016年11月08日01:33

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ちかえもん

友垣に勧められた木曜時代劇「ちかえもん」
再放送をやるから見るといいよ〜と言われて録画しておいたものを見た。


「出世景清」というヒット作の浄瑠璃を書くも、その後はスランプに陥ってお酒もツケで、母からもあきれられて肩身の狭い生活をしているシナリオライターの近松門左衛門。
そこに破天荒で、子どもがそのまま大人になったような不孝糖売りの万吉が現れ、近松門左衛門のことを「ちかえもん」と呼んでまとわりつくようになった。

天満屋の遊女、お初に一目ぼれした万吉だけど、そこはアホボンと呼ばれる徳兵衛とくっついた。
そうだね、そっちとくっつかないと曽根崎心中にならないもんな。

しかし喜劇の要素が強いので、どんな終わりになるだろうかと思ったんだけどさ。

悪巧みしている油問屋の正体が実は忠臣蔵の生き残りの1人だと超解釈をするちかえもんに、お初が父の敵討ちのために徳兵衛と平野屋に近づいていたとか、あの時助けて頂いた狸の恩返しとか、フリーダムに活躍する万吉とか。

最初は痛快娯楽時代劇って言ってたし、なんだか話の方向がわからないな〜って見ていたんだけど、全8話のうち後半になってから今までの伏線がだんだん1つにまとまってきていてすごかった。
続き!!続き!!ってなるわ。

まとめ見でよかったよ。

もう徳兵衛だめだ〜!!
終わった〜!!
と思ったら万吉の天然ないたずらで朝鮮人参が不孝糖にミラクル変化で油問屋に大逆転とかすごい展開。

徳兵衛はそんな大逆転が起きているとは知らずにお初と心中をするため曽根崎方面へ・・・
あぁ〜〜!!
今の時代なら携帯があって「無実は証明されたぞ!!」ってすぐに言えるのに!!
江戸時代だからそんなことできない!
ちかえもんが曽根崎心中を書くためにもアホボンもお初も心中しないといけないと思ったけど・・・
気楽に見れる痛快娯楽はどこにいった〜!!?

徳兵衛とお初は無理心中、そんな悲しみのなか曽根崎心中の脚本を一気に書き上げたちかえもん。
人形浄瑠璃の初日、油問屋の復讐により斬られそうになるも万吉が助けに来てくれた!

人形浄瑠璃って生で見たことないんだけど、結構リアルな動きをするんだな〜
サンダーボルトファンタジーはカメラワークとかですっげーって思ったけど、人形浄瑠璃もすごいわ。

万吉「今日のこの日のために、わいは不孝糖売りの万吉になったんや〜!!」
熱いぜ万吉!!
油問屋とともに川に落ちてしまい、浮かんでこないという万吉。
初演を終えて慌てて戻ってきたちかえもんはそれを聞いて川に飛び込む。
万吉を見つけることはできなかったが、万吉はちかえもんの元に戻ってきた。
万吉〜〜〜!!!?
お前だったんか〜〜〜!!!
こいつは予想外の展開だったぜ!!
ちかえもんと万吉に絆は子どもの頃からつながっていたんだな・・・

打ち上げの席で、ちゃんと痛快娯楽時代劇だとタネ明かしもされてよかったよかった。
面白い時代劇だったわ〜
かなり現代ナイズされていて見やすかったし。
歌が毎回入っていて面白かった。
後半からの怒涛の勢いはすごいわ。
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