Song of JUSTICE & FREEDOM

すっかり秋めいてきまして若干寒いです。鉄鋼と鋼鉄でございます。
スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋、竹城の秋、収穫の秋、芸術の秋などなど
秋というのは何をするにも丁度良い季節と申したものですが、
何をするのにも丁度良い季節というのは丁度良すぎて結局何もしない事が多い気がします。

さて今回は先週9日日曜日のお話。この日は世間様では語呂合わせの記念日が多く、
トラックの日で塾の日で道具の日で東急の日で熟成肉の日だったそうです。欲張り。

そんな日曜日は
｢水木一郎 アニソンデビュー45周年記念ライブ 〜GREATEST HERO SONGS〜｣
に行ってまいりました。お察しの通り水木さんのアニソンデビュー45周年記念ライブです。

水木さんと言えばレペゼンアニソンシンガーの一角であり、a.k.aゼットって叫ぶ人。
45年の間にひっくり返る程の数のアニソンを歌われ、今もなお歌い続けてらっしゃいます。
1997年からのアニソンムーヴメントで水木さんが筆頭に立たれなければ、
アニソンが今のような環境下にはなかったといっても言い過ぎではないお方です。

そんな水木さんがゲストに同じくレペゼンアニソンシンガーのささきいさおさんをゲストに
どんな感じでライブを行われたのかは下記リンクへブロロロローでズババババーンで
シュババババーンでダダッダーシュでダンダダダダンでブイブイブイしていただければ、
ズンバラリンでセタップでチェストでガイガイガイでギュギューンでゼェエェェッでございます。

http://www.geocities.jp/tekkoutetu/r-342.html

ここだけ補足。

･会場の最寄り駅である勝ちどき駅周辺は滅多に行かないので、ライブ前に
せっかくなので近場である築地市場で築地グルメとしゃれこんでみる事に。
したら｢築地秋祭り｣というお祭りが催されていて、なかなかの凄い人だかり。

･更に日曜日だもんで以前平日に行った時に目をつけていた場外のお店がほぼほぼお休み。　
しかも開いてるお店はものすごい行列だらけ。店頭で売っている食べ歩き系にまで凄い列。
しかたないので、勝どきに移動して会場近くのフードコートでさらりとお昼を済ませました。
しかも悩んだ挙句に丸亀製麺という、まー置きに行ったチョイス。ちくわ天に負けました。

･自分達がアニメソングにどっぷりつかるきっかけが水木さんであり、
ネットに入りだしたのも水木さんの公認ファンサイト｢ヒーロー列伝 水木城｣でした。
当時まだ高校受験もしていない我々は、城下では諸先輩方にご迷惑や不義理をしっぱなし。
久々に城下民の諸先輩方が集合されている様子を見て初心に還り、すげえ緊張しました。

･さすが水木さんの45周年。あのプロデューサーさんやらあの作曲家さんやら
あの歌手さんやら、あの方やら、あの方やらあべ氏やら関係者の方がやらやら続々。

･ソロライブでもAJF系でもなかなか歌われない曲達がこれでもかと聞けて嬉し。
イントロが鳴るその都度観客が｢おぉー｣ってなっていたのも印象的。

･ゲストもいさおさんと和気あいあいと思い出話をされている様子は、
自分達がアニソンムーブメントに飛び込んだ時分では考えられなかった光景なので、
いい時代になったなあとしみじみ思うばかりでございます。

･生ファイナルダイナミックスペシャルなメドレーもまさか実現する日が来るとは。
つくづくいい時代になったなあとしみじみ思うばかりでございます。

･いつか聞きたいお二人で｢輝け!8人ライダー｣。

･今回一番びっくりしたのは｢ガミー･ベア―の冒険｣の｢正義と自由の歌｣。



水木さんは87年放送版で94年版では歌詞が変えられて風雅なおとさんが歌われています。

風雅さん版はこちら。



我々は94年版の世代なのですが、アニソンを勉強する中で水木さん版の存在を知りました。
ものの本によると権利の関係上今後の商品化は不可能で、当時もカセットのみの販売との事。
普段のライブでまず聞けない幻の楽曲と思っていただけにイントロが聞こえた時の衝撃たるや。
もうガミー･ベリージュースを飲んでないのに飛びあがりましたもの。

水木さんのアニソンデビュー45周年のライブは、水木さんが45年間でソロで歌われた
テレビのアニメと特撮のオープニングをほぼ全て歌われるという、とんでもないライブでした。
とんでもなすぎてお客さんも終始大いに盛り上がり、大いに歌い、大いに楽しうございました。

水木さんが今もなお現役で元気に歌い続けていらっしゃるお姿は嬉しくも有難く思う次第。
だもんでいさおさんとのトークで閉演時間が多いに過ぎちゃうのもむしろウェルカムです。