中野四季の森公園 グリーンステージ 16:15〜
これは、まさに夢の共演ではないか。
この日のたをやめオルケスタは、ボーカルの秀子さんがお休みのためインストバージョンでの参加。そのため、ゲストボーカルに町あかりを迎えるとの事。これは、どう考えても相性バッチリだ。行かない手は無い。
気の乗らない休日出勤を3時前に終わらせ、中野へ向かう。心配された天気も、昼過ぎから回復した。4時前に会場に着き、小腹が空いたので鳥もも煮と缶ビール、さらに秋田の純米酒で準備万端。ステージ前にはチャランポでよくお見かけする顔も何人かいる。みんな熱心だね。
この日は秀子さんだけではなく、トランペットのSAKKOさんもお休み。なので、自分のイチオシはバリトンサックスのかおりんこと七海かおりさんに決定(←どうでもいいか、こんな情報)。しかし、魅力的なメンバー揃いのたをやめオルケスタの中も、特にトランペットパートは美形揃いなんですよね(←だから、こういう話はどうでもいいって)。
http://tawoyameorquesta.com/biography.html
SAKKOさんの代わりにサポートで入っていたのがカンカンバルカンでお馴染みのごまちゃん。ソロを取るときに感じたのだけど、やっぱりごまちゃんのトランペットは音の抜けが違うような気がする。
すみだジャズでも感じたとおり、屋外のたをやめオルケスタは気持ちいい。今回は至近距離で見られたこともあって、音の厚みを存分に感じる事ができた。
女将もノリノリ。
ドレミの唄では、ホーン隊がステージから降りてきて芝生の広場を回って演奏する。楽しみ方、楽しませ方をよくわかっているんですよね。このあたり、さすがに大道芸で鍛えられていると言う感じがする。
町あかりとは、まずたをやめのレパートリーでもある「ブルーライト・ヨコハマ」。「街のあかりが〜」で始まるこの曲は、まさにこのコラボにピッタリ。続いて、まさかの「もぐらたたきのような人」。この曲をビッグバンドバージョンで聞けるとは思っていなかった。いつものオケとは全く違うゴージャスな生音。アレンジも良かったしスイングしていました。古内東子のバックをやったりと、歌伴としてもめっきり腕を上げているのではないでしょうか。あかりちゃんも、とても気持ち良さそうに歌っていた。
町あかりとは、アンコールでもう1曲「真っ赤な太陽」を。
ジャズっぽさやムーディーさでは秀子さんの方に一日の長があるのだろうけれども、このコラボは想像していた以上のものだった。町あかりさんの素直で根っから昭和歌謡的な歌唱が、相乗効果を生み出していたように思う。
いやー、本当に楽しかった。
この組み合わせ、またどこかで実現してほしいものです。
会場で配られていた「たをやめ通信」に寄せられた町さんのコメントがとても良かったので写真を貼っておきます。
あかりちゃん、ビッグバンドの波で本当に気持ち良さそうにサーフィンしていた。
たをやめオルケスタと町あかり、ますます大好きになってしまった自分でした。
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