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2016年10月03日00:23

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始皇帝と大兵馬俑

一昨昨日、国立国際美術館に観に行ってきた。
実物の兵馬俑はまるで本物の人間がそのまま石化したかのように顔の造形が精巧だった。
約8000体ある兵馬俑のうち、将軍俑は10体ほどしかない貴重なもので、
鎧には他の兵卒の像にはない房飾りが付いていた。
片膝立てて半身に構えた弓兵の跪射俑は、靴裏の滑り止めまでこだわって再現されていた。
御者俑は手綱を握る微妙な指遣いまでこだわって再現されていた。

他にも銅車馬の1/2スケールの複製、始皇帝陵に使われていた陶製の水道管、
陵から出土した、2200年経つ今なお光沢の残る青銅の剣、石製鎧、石製冑(かぶと)、
日本の和同開珎や寛永通宝の元になった、円形で中心に正方形の穴の空いた硬貨「半両銭」
及びその鋳型の型「半両銭母ハン」、始皇帝の宮殿に使われていた高さ37cm、
幅51.5cmの巨大瓦「キ鳳文大瓦当」、西安・咸陽の墓から出土した、
装飾の施されたベルトのバックル「帯鉤」、紀元前8〜6世紀の高さ50cm、
直径73cmの岩をくりぬいて秦の詩文が刻まれた臼のような太鼓「石鼓」、
紀元前9〜8世紀の南宮乎という周の貴族が王を讃えて造った青銅の鐘「南宮乎鐘」及び、
そっくりの形をした紀元前8〜5世紀の「秦公鐘」、紀元前8〜7世紀の秦の北東に隣接した国
「ゼイ」の墓から出土した中央ユーラシア・スキタイ風の玉剣・金剣鞘などが展示されていた。

http://heibayou.jp/
迫真!芸が細かすぎる“にんじん彫刻”--兵馬俑展コラボの限定メニュー
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=143&from=diary&id=4120014
>国立国際美術館(大阪市・中之島)で開催中の特別展「始皇帝と大兵馬俑」に関連し、周辺の飲食店でタイアップ企画が実施されている。そのひとつとして、兵馬俑(へいばよう)をかたどった“にんじん彫刻”が8月1日から提供される。

>【画像が掲載された記事、より大きな画像、その他の画像など】

>兵馬俑は、ほぼ等身大の粘土づくりの“人形”。同展覧会は、始皇帝の陵墓そばに副葬された兵馬俑を中心に構成されており、目玉となっている。

>今回登場する“にんじん彫刻”は、戦士の立像「歩兵俑」をモデルにしたものや、4頭だての馬車をかたどった「1号銅馬車」をモデルにしたものなどが用意されており、北京料理 徐園(大阪市西区)のコース料理の前菜で提供される。

>「大兵馬俑コース」(税込4,200円/2名〜)と「始皇帝コース」(税込6,000円/2名〜)が対象。デザインは複数あり、何が出てくるかは“当日のお楽しみ”だそう。なお、展覧会の観覧券を提示すると、それぞれ1,000円引きとなる。予約推奨。

>提供は、展覧会が終わる10月2日までの予定。このほか、堂島ホテル内の中華料理店や、リーガロイヤルホテルでも、特別メニューの提供や観覧券提示による割引などが行なわれている。
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