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2016年09月20日16:03

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モトぶら 〜京都伏見・昼から夜まで飲んだくれ〜

台風の影響で外出できず、事務所に釘付け。
休み明けとはいえ、そんなに仕事たまってないっての。
おかげで暇でしょうがない。

なので、週末に行った京都伏見利き酒ツアーの模様でも、
モトぶらシリーズとして、書いてみよう。

京都までJRで出て、そこから近鉄の桃山御陵前まで乗っていく。
駅出てすぐ東、御香宮神社からツアーは始まる。

この神社、17世紀からある神社なのだが、本殿の奥に水が湧いている所があり、
皆が汲んで飲んでいる。
もちろん、俺ももらう。
いい酒になることを連想させる、柔らかな感じの水だ。

お参りした後、酒蔵へ向かう前にまずは昼食。
伏見稲荷の京阪の駅まで歩き、西側の商店街にあるうどん屋へ。

このうどん屋、日本酒のラインナップが結構揃っており、伏見の地酒でも数種類。
魅力に思ったのだが、カレーうどん頼んだって事もあり、ビールを頼む。

京都のカレーうどんって、やっぱうまい。
餡がかっており、出汁しっかり、刻み揚げもよし。しかも九条ねぎたくさん。
ビールとの愛称もまた…

腹を満たしたところで、お酒の資料館「月桂冠大倉記念館」へ。
ところが、3連休初日だったってのもあり、バスツアーが押し寄せてきていた。
100人以上の客ってのもあり、案内がなかなかスムーズに行かない。
まいったな…

仕方がないので、庭にあるあずまやのイスに座って休憩。
ちょっとしてから、利き酒で3杯、ご馳走になる。

月桂冠を後にして、次に向かったのは寺田屋。
幕末、坂本竜馬が襲われた旅館である。
この店、今でも予約すれば泊まれるらしい。
ガイドの人に寺田屋事件の説明を分かりやすく話してもらった。
…ま、知ってんだけど。

時刻が15時…って事で、おやつの時間。
一同、吸い込まれるように寺田屋のすぐ近くにあった和菓子屋「小倉山荘」へ。
冷凍庫で冷やされ、中のクリームがアイスのようになっているどら焼きに目が行く。
日向夏のクリームとチーズクリームだと…
結局、外でしばらく置き、皆で食う。やっぱ美味いのよ。

酒飲んだ後に甘いものを食うのって、最高に体に悪い組み合わせだな…
でも、一番好きだ。

伏見の老舗蔵元 北川本家。
「清酒 富翁」 の直営小売店舗 「おきな屋」
ここの会長さんのレクチャーで利き酒の授業。
懇切丁寧な教え、そして杯が空けば次の銘柄のお酒を入れてくれる。

最初は純米酒、そして吟醸、大吟醸…
米焼酎、そして米焼酎の熟成もの、さらに貴重な古酒…
さらに梅酒が出てきて、玉露梅酒やしそ梅酒など、合計6種類…

…おいおいおい!どんだけ飲んでんだよ!とツッコミを入れたくなった人が多いと思う。
確かに、十数杯の試飲したね。
皆のテンションがおかしくなってたし。

そしてトリを飾るは酒粕。
これが、バターみたいな食感なのにしっかりお酒の香り。
粕汁が真っ先に思いつくが、いろんな料理に使えそう…
全員、酒粕お買い上げ。さらにお酒数本、お買い上げ。

すっかりいい気持ちになってしまった一同。
夕食の席で、さらに酒。
イカの刺身や沖漬け、秋刀魚の釜飯、酒粕漬けのたけのこ等、酒が酒を呼ぶものばかり。
さらにビール2杯とお酒3杯を飲む。

夜はまだこれからと、ラストの1件。
伏見の酒蔵17件が一同に会する「伏水酒蔵小路」というバルへ。
ラーメン特集の雑誌に載ってたというラーメン屋の前の席を確保。
早速、黄桜の大吟醸を飲む。
ラーメンを食う元気はさすがになかったので、鶏ハムと塩昆布、モロコを注文。
つまみつつ、チビチビ。

最後に、俺はこれが一番好きという事で、山廃純米をもう1杯。
12時から始まったこのツアー、電車乗った頃には、もう22時30分だった。

日帰りの駆け足もいいところのツアーなんだが…
十分、いや、十二分に京都伏見を楽しめた気がする。
…ただ、酔っ払うのは覚悟の上って事で。
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