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2016年08月04日07:15

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「虹・月見草」句 & 8月7日句会募集

7月3日開催の俳句です(兼題:「虹」「月見草」)

月見草太宰の教えし美のかたち
月見草白色揺らして恋の舞
白の詩なり妙なる調べ月見草
虹色の自由を謳歌LGBT
虹登りいくつもの夢叶えたし
雨上がる水たまりには虹の美し
虹を噛む君は今夢を食べている 花本

虹かかるオクターヴの音響きけり
皆おなじ角度で見上ぐ空に虹
穏やかな顔の並びし先の虹
ほら虹をつくってあげると母わらふ
手づからに水まく母の立てし虹
闇しのびよれば月見草ひらく
月見草夜のしじまにひらきけり
苦悩知るをとこ好みし月見草 理沙

満月の光染むるや月見草
シンデレラ纏うドレスや月見草
懐かしき人の姿や虹の奥
月見草誰がために咲く宵の闇
大虹や遅々と沖行く小型船
込み入った電話を切りて二重虹 橙

喧噪の中やゆっくり虹消える
虹立つや梢の雫硝子めく
つかの間の恩恵のごとく虹二重
ひとひらの淡き光や月見草
月見草故郷の鉄路静まりて のり

摩天楼つなぐ夕べの虹の橋
夕虹や見知らぬ人と打ちとけて
虹の輪や素粒子の色集めけり
縁越の客人の声月見草
海風を持ち帰りたし月見草 ヨッシー

虹の橋いくつ越えなば桃源郷
月見草夢二の女つと現る
小諸にも虹の橋架け恋愛譚
妻恋いふる一枚の絵や月見草
将軍の待つ布武威見す離宮跡
月見草たむろ咲きして富岳指呼
虹のかなた出雲神話の国あるとふ 霧海

思い出は粒子の粗い古き虹
動かざる見返る猿の先に虹
すれ違う人の呟き虹気づく
虹の橋渡ればそこは夢の国
虹見つめ見知らぬ人と目があいて
地に降りて宵の明星月見草
妄想は止め処なくして月見草 サンダル

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次回の句会情報

●8月7日(日)13:30 事務所集合
●兼題:「走馬燈(回り灯籠)」「朝顔(牽牛花・蕣(あさがお)・朝顔の実・種朝顔)」
●3〜7句詠んできてください。
●参加費1,000円
興味ある方はお問い合わせください。
※参加予定の方は8月5日(金)までに参加表明ください。

※この句会は3回の体験句会が可能です。(参加費 千円のみ)
その後もご参加いただけるのであれば「風の道」へ 入会お願いします。
年会費¥12,000となります。
「風の道」入会後は、風の道が発行している雑誌が毎月届きます。
また1回千円で他の支部の句会へ参加することが可能となります。

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