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2016年09月13日22:42

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みていて、はなします

さて今年の大河ドラマ「真田丸」は、名前の通り戦国時代を生き抜いた真田家の物語になっています。
で、私って前に書きましたが池波正太郎氏の作品に思い入れがあります。
それと「真田丸」となんの関係があるんだ? と言うと、池波正太郎氏の手がけた長編に「真田太平記」と言うのがあるんですね。
こちらは、天目山で武田家が滅亡してから、大阪夏の陣を経て信繁が戦場で散り、そして生き残った信之が住み慣れた上田から松代へ転封(ようするに幕府から転勤を命じられることです)して移動するまでを描いています。
池波作品には、その後に九〇歳を越えた老齢の信之が奮戦する「獅子」と言う短編もあったりします。
他にも「忍者丹波大介」でも真田家を大きくクローズアップしていて、かなり思い入れがあったようです。

そのため、上田市の真田関係の展示に、池波氏が揮毫したって話もあります。

「真田太平記」は、池波氏の代表作「鬼平」や「剣客」とも別の、また違った内容になっていて楽しめる展開になっています。
文庫版でも割とぶあつくて、しかも全一二巻という大作なので、読みごたえ抜群です。

ああ、のっけから話がそれました、ともかく今回の「真田丸」は、真田ものや戦国ものに弱い私としたら、とても黙っていられない内容なんですね。

で、脚本を手がける三谷幸喜さんらしく、ところどころ笑いがありながら明確に時に冷徹に描いています。
先に書いたように私は、真田もの、戦国ものとなると色々やかましくなり、ツィッターとかでもアレコレはなしたりしてます。
もっとも、私なんぞより詳しい方なんていくらでもいますから、あまり思い上がらないようにしよう、と戒めてもいますが。
マイミク様といろいろ話しながら観ていると、また別の楽しさもあったりで、とても盛り上がります。

こうした楽しみ方ができるのは、つまり色々なもの見て、読んでいるからですね。
とか書いているうちに、また真田関係の本をみたくなってきました。

周知の通り真田昌幸、真田信繁と悲しい結末になっていますが、でもその子孫が奥州の雄である伊達家に残っていたり、信之の領した松代が幕末まで残りました。
そして幕末に真田家に仕えていた佐久間象山が、維新の原動力のひとつなったことを考えると、薩摩の島津家、長州の毛利家と別のかたちで、何かを為した気がしています。

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