達人とは

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　ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
　世界中のすべての方が幸せにありますように！
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　２０１６年　平成２８年　
　８・７（日）
　

　　　達人とは

　　　自分の幸せを妨げているものは何か（10）

　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　姫野です。
　今日も京都は晴れの蒸し暑い１日でした。
　ここのところ、うだるような暑さが続いています。
　

　ど〜も、いかがお過ごしでしょうか。
　僕はうだるような暑さに負けて
　「グタ〜」とだらしなく過ごしていますが　
　あなたはいかがでしょうか。


　まあ、僕は趣味のようなもので
　何をしていても
　生きること、愛すること、幸せについて
　いつも考えています。


　「愛されたい」と人は皆願います。
　でも、家族・友人なども含めて
　
　自分は本当に愛されているのだろうか

　と思うとき、疑わずに信じられる
　人は少ないのではと思います。


　少し状況が変わり、
　お金がなくなる、美しくなくなる
　思惑や利害が対立すると
　人の心もすぐに変わります。

　人に嫌われ、疎まれたりすると
　誰もが悲しい気持ちになります。

　でも、それも人生にはつきものです。


　なかには
　「本当に自分をそのまま受入れ、愛してくれる
　　人などこの世には一人もいない」

　そう感じてちょっぴりニヒルに暮らしてらっしゃる方も
　おありだと思います。


　僕は子供の頃から、
　人の好き嫌いが激しいほうで
　「どうもこれではいかん」

　すべての人を心から愛せるような
　器の大きな人間になりたい


　そう思って変えようと願うのですが
　できませんでした。


　表面的に繕うことはできても
　何年たっても愚かな器の小さい自分のままです。

　
　どうしたらそれが可能だろう。
　

　　汲みて知る　人もあらなん　おのずから

　　　ほりかねの井の　　底の心を

　　　　　　　　　　　　　　西行

　（意）
　　底が深く、あらわしかねる自分の心の奥底を
　　たまには汲んで知ってくれる人もあって欲しい
　　ものだな〜。


　　誰もが、あるがままの愚かな自分を知っても
　　変わらずに受入れ、認め、愛してくれる人を求めます。
　
　
　　どうすればそれが可能でしょうか



　さて
　不滅のこころの平安のために
　古来よりさとり（覚醒）と呼ばれるこころの在り方
　があります。

　さとり・覚醒について少し考えてみましょう。
　さとり・覚醒シリーズの続きです。


　「あなたの幸せを妨げているものは何か」（１０）

　　
　　　　　達人とは

　　沢庵和尚が柳生宗矩（やぎゅうむねのり）に伝えた
　　剣の達人の極意の心として


　　心が一つの物事に捉われれば、体が不自由となり、
　　迷えば、わずかながらでも心身が止まる。


　　とらわれず、こだわらず、止まらず受け流し
　　いつも自然体でいること
　　と教えています。


　　これは
　　人が幸せの達人でいる極意ともいえると思います。


　　仕事や暮らしの不安・社会の出来事
　　人の言葉、感情などを受けて
　　自分に生ずる一つ一つの感情に
　　いちいちとらわれ、いつまでも引きずる。
　　一生恨む。一生後悔する。
　　そんなことが人は得意です。


　　あなたのプライドなど心の幻想です。
　　傷つくものでも
　　守るものでもありません。


　　自分の感情に注意を払い
　　とらわれず、止まらずさらりと受け流す
　　本来の自分の根源の姿の中に
　　自然体であるがままにある。


　　さらりと受け流す


　　この世のことすべては
　　あなたの根源の純粋意識の表面に映る景色です。


　　景色を映さない自分になろうとするのは
　　迷いです。できないことです。

　　映るものに捉われない、止まらない
　　さらりとそのまま受け流す。
　　あるがままの自分として日々暮らす。


　　幸せの達人になるために
　　大切なことだと僕は想います。


　　何を苦しみ不機嫌になっているのか
　　人生をもっと楽しく過ごしなさい

　　あなたの人生をバラの花の
　　それのごとくにあらしめなさい

　　沈黙の中で
　　バラはその芳香を言葉とする



　　あなたはいかがでしょうか。



　　つづく…

　
　ではでは
　愛を込めて！
　姫野　修一郎（Himeno　Shuichiro）


　今日も笑顔でニコッとね。

　何であれ、そこに愛が流れてこそ
　はじめてこころから楽しくなります。
　
　幸せはごく自然な
　あなたの命の本来の属性です。

　案ずるな嘆くな必ず救うてやる！
　大乗仏教のこころです。
　

　よろしければ、お参りして一息入れてみて下さい。
　　（聖心寺・聖心神社）
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　僕の自費で印刷した本「なぜ生きる」を
　お読みいただけると嬉しい。
　
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　生涯かかっても実現できないような
　大きな夢を持ちなさい

　あなたは身体ではありません。

　できると信じればできる。