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2016年07月24日04:20

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温故知新…その17・坊ノ岬沖海戦

広島県の呉市が行った海底の戦艦大和の調査。

1999年のテレビ局の潜水調査で約1.5メートルと結論づけられていた船首の菊花紋章が、それより小さいと判明したらしい。
フォト フォトテレビ朝日出版部1999年12月14日

フォト目次

ニュース記事にもあるが、紋章以外の部分のサイズも間違っているのではないかと、精密な模型を製造する業者やモデラーや博物館にとっては問題なようで。

そんな問題とは関係がないことだが、「そっとしておきたい」「ある程度引き揚げる」「冷たい海底から助けてあげたい」等のそれぞれの思いもあると思う。

http://www.sankei.com/smp/west/news/160212/wst1602120094-s.html 呉市・初の調査。

大和の装甲が硬く、探査機が壊れてしまうのではないかと感じたらしい。
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=60572 (上)

http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=60623 (中)…無人潜水探査機「はくよう」を海中から引き上げると、上部の一部が欠けていた。調査中、戦艦大和の装甲にひっかかり、削られたようだ…

http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=60660 (下)

http://www.geocities.jp/torikai007/1945/okinawa-yamato.html 菊花紋章は1.8メートルと記載。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7831906.html TV朝日の過去の番組内での表現について…。

http://togetter.com/li/550000 海底の大和を捉えた画像に関して。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%8A%E3%83%8E%E5%B2%AC%E6%B2%96%E6%B5%B7%E6%88%A6 坊ノ岬沖海戦…沖縄へ向かった大和の最期の戦闘。



中国の「A2/AD」に対する対応。先日起きた中国軍機が航空自衛隊機に対して攻撃動作をした件http://blog.goo.ne.jp/1079sasa/e/5849e29087015cffbbacc6da6a944ec8 も踏まえての専門家たちの討論番組を視聴した。

「桜チャンネル」(スカパー528Ch・セレクトショッピング内)で、「日本よ、今…闘論!倒論!討論!2016」という番組(パネリストは元外交官や元自衛隊幹部等)を見ていたら、中国が「第二の盧溝橋事件」を狙っての挑発をしているとしても、やはり日本政府の現在の対応はいい加減すぎる。

自衛隊機がフレア放出して、中国軍機の攻撃動作から逃れた件について、中国軍機の攻撃動作は無かったと萩生田光一官房副長官が不可解な発言をしていたら、中国に逆さまの事を言い出される始末。ハーグの仲裁裁判での件は言うに及ばず、中国が訳の分からない屁理屈を言うのは慣れっこだが、今の日本政府は国を守る気はあるのかと思う。
http://www.sankei.com/smp/world/news/160704/wor1607040057-s1.html

下記の記事等にあるような事柄を踏まえて討論していた。衆知の通り、今の米軍は日本の領土等が中国に侵されても即応しない。とりあえずは自力で踏ん張らねばならない。

現状の「先守防衛」(先の戦闘機の件で言うと、中国機がミサイルを発射しても、自衛隊機は迎撃できない。死んでから打てというのか?)では、中国が狙っているであろう「石垣島〜与那国島〜沖縄」まで列なるような地域を守りきれない。これらの島々は、謂わば浮沈空母と言うべきモノらしい。

主な島には空港があるので、ジェット機用の滑走路が沢山あり、確かにこれらの島々を中国に押さえられたら大変なことになるのは明白。それも、短期間(数時間かな)で掌握するであろうが、「先守防衛」(聞えは良いが、実戦となれば後手後手…福島原発事故のような…人災)の自衛隊は気の毒だが、甚大な被害が出る上に、守りきれない公算が大きい。

後ればせながら、政府は自衛隊を配備したようだが、中国がやるなら今までのジワジワ侵犯では無く、一気呵成に制圧してしまうだろうというのが大半の意見。米国が乗り込んでこない短時間で占領しないと意味がないから→http://matome.naver.jp/m/odai/2140088706815504401

一党独裁国家である中国に「A2/AD」という戦略が有る限り、「中国は日本の領土に手出ししないだろう」という思考は甘すぎる。というよりも妄想に過ぎないと思う。

米国がその気になれば、短時間で滅亡させることが可能な「北朝鮮」(独裁国家)と同様に考えるバカはいないだろう。

「大和」を旗艦とする艦隊は、天一号作戦において、沖縄を救援すべく無茶苦茶な最期の航海へ出たが、今の自衛隊にもその時と同じように無茶苦茶な事を押し付けているので、申し訳なく思う。

南西諸島(中国としては、尖閣は単なる言い掛かりや足掛かり…米国が乗り出さないとの思惑)を奪われることがあれば、太平洋戦争時と同様である。相手が米国から中国に変わっただけ。中国は、それを足掛かりにして目と鼻の距離にある台湾へも手を伸ばすだろう。

米軍が空母を従前より後方に下げて配置をする理由として、中国のミサイルを米軍自身が撃墜しきれない可能性が出て来たからと言われている。そして、その中国のミサイルは、南西諸島どころか、日本全土を全て攻撃でき、それも大量であり、日本は迎撃能力を有していないらしい。

http://jp.mobile.reuters.com/article/idJPKBN0U107L20151218 ←東シナ海で日本版「A2/AD」戦略、中国進出封じ込め

http://matome.naver.jp/m/odai/2136778000966508801 ←変貌するアメリカ海兵隊&海軍のアジア太平洋戦略


ある事情から(笑)、十数年前に模型に関する趣味が始まった。過去の日記に詳しく書いたが、廃版のジグソーパズルを探していて、ある廃業予定の模型屋さんと知り合った。高齢の女性が夫に代わって在庫一掃を目標にプラモデルや鉄道模型を頑張って売っていた。

つい、ほだされてチラホラ買ってしまったのが始まりで、興味が無かった鉄道模型の商品まで買うようになってしまった。

軍艦や戦車や戦闘機は小学生の頃に塗装もせずに作っては壊し作っては壊しをやっていた。作って遊んでしまうのでプラスチック製の精密なスケール模型はスグに壊れる(笑)。30数年のブランクを経た今は作ったモノで遊ばず、ただ眺めるだけ(笑)。

子供の頃とは違って、可能な限り実物通りに作りたいと思うので、塗装ひとつでも資料が欲しくなり、つい関連誌を購入する。そうこうしていると、実物に関しての詳しい資料(史実関連も)を見たくなる。

資料によって異なることもあり、比較してより正確と思われるモノや事実かどうか判断する為に同一の件でも複数の資料を入手することも多々ある。そうすると最終的に膨大な量になる。模型の購入費よりも高くつく(笑)。犬に関しての資料はもっと膨大(笑)。

これらについて書いていたらキリがないので、ダジャレでは無いけれど、サンプル的にホンの一部を(笑)。

戦艦大和・建造秘録(KKベストセラーズ)
フォト フォト図面等の資料が殆どを占める。

戦艦大和・超精密3DCG(双葉社)
フォト フォトタイトル通り、3Dのコンピューターグラフィックが殆ど。寸法的な表示は殆ど無いが、形状や解説は詳しい。この本の「大和の全戦闘を体験した海軍士官にインタビュー」という記事のなかで、山森直清・中尉は「嘉手納まで這ってでも行きたかった」「(嘉手納で乗り上げて砲台と化すという作戦は士官にしか知らされていなかった点)どれだけ徹底されていたかね」と。

戦艦大和・製作の教科書(ホビージャパン)
フォト フォト模型の製作に関する全てや、海戦等の史実の解説も…兵装(兵の服装では無く、艦の装備のこと)や塗装等が変わることもあるので、それに対応したモデリングをする為に必要。

この本によると、坊ノ津沖海戦時の双方の兵力は、日本側が戦艦「大和」、軽巡洋艦「矢矧」、駆逐艦「磯風」「浜風」「雪風」「朝霜」「初霜」「霞」「冬月」「涼風」の艦艇のみで、大和には7機の航空機が搭載可能だったが航空機のことは触れられていない。水上偵察機や水上観測機ではマトモな空戦は無理だし。対する米軍の兵力は、空母12、大型巡洋艦2、重巡洋艦1、軽巡洋艦8は、駆逐艦54、艦上機386とある。

艦船模型スペシャル(モデルアート)
フォト フォト1980年代にモデルアート社が刊行していた「ウォーターラインスペシャル」をリニューアルするというコンセプトで発行。当初は年2回発行だったが季刊(年4回)となる。プロのモデラーが製作にあたっての解説が主な内容。他の模型関連誌と同様に実物や戦記に関する記事も含まれる。モデルアート社は模型全般の書籍を出版している。模型の製作にあたって重宝する。

ウォーターラインとは艦船の喫水線のことで、ウォーターラインモデルを意味し、喫水線より上の部分だけの模型で、底は平たくなっているのでスタンド無しで展示できる。ジオラマ製作も喫水線下部を切断する必要がなく容易。これに対して、スクリューも含め船底まで表現した模型は「フルハルモデル」と呼ばれる。

中にはこんな製品も…トミーテックが「技MIX・地上航行模型シリーズ・戦艦大和」http://www.tomytec.co.jp/gimix/lineup/ck/ck001.html というギミック満載の製品を発売したが、その派生モデルで、「東海模型限定」という商品は喫水線下部の部品類を付属しており、好みによりフルハルにもできる。
フォト購入後に中身をチェックしただけで、再び輸送用箱に戻し保管したまま(笑)。先に発売されたフルハルにならないオリジナルのモデルも購入したが未だ組んでいない(笑)。

戦艦大和の「紋章」を潜水調査
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4107125

関連記事→https://mainichi.jp/articles/20170425/ddl/k34/040/562000c 「戦艦「大和」:紋章は直径1メートル 重装備でコンパクト「設計理念体現」 呉市測量で判明 /広島 - 毎日新聞」2017年4月25日

関連記事→https://mainichi.jp/articles/20170401/ddl/k34/040/542000c 「戦艦大和:探照灯を発見 船体三つに裂ける 呉市が調査結果発表 /広島 - 毎日新聞」2017年4月1日

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