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2016年07月10日12:00

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激団リジョロ 第26回公演 『OF THE DEAD』@ザムザ阿佐ヶ谷

 大分日が経ってしまいましたが、先日、激団リジョロ 第26回公演『OF THE DEAD』を観てきました。リジョロ初のゾンビ演劇です。



 劇場に入ると今度は倉庫が出来てましたw鉄骨を持ち込んだのかと思ったら、木で基礎を作り、絵の具を付けた紙を貼り、あたかも錆びて剥がれたかのように見せていました。流石です。

 主人公の女性が実家に帰省したら街がゾンビだらけになってて、思い出の倉庫(シークレットベース的な)に逃げ込んでくるところから始まります(多分)。そこには他にも生き残った人たちが囲んできて、恐怖と様々な思惑が交錯します。

 何故ゾンビ化したのか、その原因な何なのかも明確な描写も無い上に、最初からゾンビがセットを取り囲むんでいるという斬新な展開です。主人公の女性は序盤で噛まれるんですが、ゾンビ化していく中でも、思い出や愛する世界を忘れたくない一心で抗う姿は圧巻でした。

 悲しくて怖い話なんだけど、観終わると不思議とすっきりしていて、ひんやりしているけど寒くないっていう不思議な空気感でした。

 この直前に果てしない海を観に行ってからこっちに来ると、やはりリジョロ独自の感覚の凄まじさを感じました(果てしない海もめっちゃ良かったです。)。殺陣も安全を最大限に考慮した上で、人に当てに行くw水道セットの蛇口をひねればちゃんと水が出るwゾンビが来たらバリケードを作るために廃材を実際にインパクトで留めるw大げさなんだけど、リアルなんです。制作から何から自分たちでやっっちゃう上に『そこまでやるのかよ!』っていうツッコミを入れたくなるからいいんですよね。

 あと個人的に印象に残ったのが、それぞれの思いを胸に登場人物たちがゾンビに飛び込んでいくシーンです。ゾンビを大衆に例えると、最初からゾンビの人、分かってて敢えてそこにいる人、付き合いつつも距離を取っている人、絶対に染まらない人とか表しているのかと思いました。極限状態で人はどうなるかということだけではなく、ゾンビからの逃避は現実からの逃避を表しているだけじゃないのかも。。。とか上手くまとまらないんですが色々と考えていました。

 ちゃんと拾えていたか分からないですが、面白かったです。いつもいいタイミングで公演があるんですよね。最近ゾンビ化していたので逆に生き返った気がして良かったですw














【RASTEIN一夜限りの復活ライヴ!】

8/6(土)@両国SUNRIZE
【SATURDAY BOOTZCAMP】
op:18:00予定 st:18:30予定
adv:\1500+1D door:\2000+1D
RASTEIN etc...

 サポートメンバーを入れてRASTEIN一夜限りの復活をします。詳細が分かり次第連絡いたします。是非とも両国SUNRIZEへ!

RASTEIN
Vo,Gt:チモシーカタパルト
Ba:ぺっつ
Gt:いときん
Dr:もりそう(ex-EXPEDITION)
※Gt,Drはサポートになります。







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