この日の夜は、木下直子さんの1週間連続ツーマンの東京編初日へ。なかなか時間の問題があって、この日だけの参戦でしたが、大阪編を含め10公演みんな魅力的なツーマンをやるあたり、さすがツーマンの女王でありますな。
まず、オープニングアクトにピアノ弾き語りの吉音佳織さん。初見でありましたが、なかなかの異才でありますね。退廃的な空気感がありつつも、すごく女の子のリアルな部分を描く歌やら、中毒性のある、なかなかインパクトがある歌やら、ともかく濃厚でありましたね。猪突猛進型ながらも、発想力もある不思議な方なだけに、普通ではないパンチ力のある歌でありますな。
次に本編で、ツーマンのお相手のメロディーキッチン。ちょいと久々でありましたが、愛あふれる唄い手だなという感じが、より強くなってきたような。そんな包まれるようなあたたかい歌でギュッとさせられる、メロキチらしさでいっぱいのライブでしたが、さらに本人たちも聞き手も心地よくさせるSEED SHIPならではの気持ちの良いサウンドも、メロキチだからこそのものがありましたね。
そして、主役の木下直子さんですが、これから始まる1週間のワクワクとか、ツーマン相手がメロキチだったからか、この日のセットリストは愛と希望が前面に出たものになりましたね。このテーマが木下さんの歌のベースとなるものであるから、新旧の代表曲を中心に木下さんらしいパワフルなライブで、なかなか熱くなるものがありました。
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