■【デスクから】大政奉還150年、遺恨が残る「会津VS長州」歴史的和解なるか
(産経新聞 - 06月25日 08:03)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=3&from=diary&id=4061380
個人的には会津・福島に対して何の遺恨もない。雄大な磐梯山や猪苗代湖・五色沼には素直に感動するし多くの偉人を育んだ土地には素直に敬意を表する。
ただ、100数十年前、我が国を二分する騒ぎになったあの時代、お互い正しいと信じた信念の為、交わしたくもない刃を交わし流したくもない血を流してしまったことは痛恨の限りではある。
この件に関してはオレは紛れもなく長州側の立場であることをお断りしておく(生まれは周防エリアになるが…)。
明治維新はアレは止むを得ないというかもしもあのまま幕藩体制が続いていたらどうなっていただろう?或は周辺諸国の様に欧米列強に飲み込まれ植民地化され「土人・愚民」として扱われていたかも知れないし、そうなっていたらおそらく有色人種は人間扱いされていなかった可能性すらあるから、明治維新そのものは必然だったのではなかろうか?ただ、その為のプロセスは今にして思えば違う方法があったのではないか?って気がしないでもない。
歴史の時計は戻せないし過去は変えられない。でも未来は何とでも方向づけられる。遺恨を残して敵対するのが良いか?それとも過去は過去としてよりよい未来のために連携するか?
言うまでもないが大多数は同じ日本人同士として手を携え協力連携していく道を選んでいる。少なくとも理性面ではね。ただ、心の奥底の感情面では火種が燻っている人も中に入るだろうしそれを責めることは出来まい。
過去は過去として、よりよい日本を築くためにどうすれば良いのか?諸賢の知恵を集めていい方向に持って行かねばならない。其れがあの時非業の最期を遂げた数多の御霊に対する供養になろう。
まずはあの時散って行った御霊の鎮魂を祈り供養したい。そしていつかオレ自身三途の川を渡ってあの人々に出会った時、胸を張って「あの後日本はこんなに良くなりましたよ」と言えるようにならないとね…(って、それが言えるようになるには残り時間があまりにも少なすぎる。これを極めるには長い時間が必要だが人間の寿命はそれに及ばないからね…)
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