昼前に、三田図書館経由で京橋フィルムセンターへ。
午後1時、オルモ・オメルズ監督のチェコ映画「家族の映画」を観て、麻布十番へ。
午後5時半、サム・ワナメイカー監督の「シンドバッド 虎の目大冒険」を観てまいりました。
☆「家族の映画」(2015)監督 オルモ・オメルズ 出演 イェノベーファ・ボコバー、ダニエル・カドレツ、カレル・ローデン、ヴァンダ・ヒプネロヴァー、エリシュカ・クシェンコヴァー
『冬休みを間近に控え、両親は一足先にヨット旅行に出かける。留守番の姉と弟は羽を伸ばして遊ぶが、やがて弟のサボりがばれ、事態は思わぬ方向に……。幸せな家族に訪れる変化を、意表を突く展開と端正な映像で描き、未体験のエンディングが観客の胸を締めつけること必至の驚きのドラマ。第28回東京国際映画祭最優秀芸術貢献賞受賞』
チェコ映画です。
…そこそこ裕福なブルジョワ家庭の欺瞞と危機を描いて、なかなか見応えアリなのですが、個人的にはもっとハチャメチャな終わり方になるのかな、と…。結局、“ 危機 ” で終わってしまったことに、少し不満。
しかし、なかなか面白い切り口のホームドラマではありました。
☆「シンドバッド 虎の目大冒険」(1977)監督 サム・ワナメイカー 出演 パトリック・ウェイン、ジェーン・セイモア、タリン・パワー、マーガレット・ホワイティング、パトリック・トルートン、カート・クリスチャン、ナディム・サワラ、サラミ・コーカー
数々の冒険を成功させ、久しぶりに帰港したシンドバッド。だが、旧友カシム王子は呪いの力で、ヒヒの姿に変えられていた。息子ラフィを王位に就けようとたくらむ、継母である魔女ゼノビアの仕業であった。
カシムの妹のファラー姫を助け、人間の心を失いつつあるカシム王子を救うためにシンドバッド一行の冒険が始まった!
特撮界の巨匠レイ・ハリーハウゼンによる “ シンドバッド ” シリーズ3部作の完結編であります!
…1977年制作の映画なのですが、同じ年にあの!「スターウォーズ」や「未知との遭遇」が作られていることを考えると、感慨深いものがあります。
やっぱり、改めて観ますと〈60年代の映画〉なんですよねぇ。要するに、時代遅れなんです。しかし!!!…レイ・ハリーハウゼンのファンとしては、時代遅れだろうがナンだろうが、コレはもうコレで良いのです!(笑)
確かにシリーズ3作目ともなると、新鮮味も失せ、子供騙しと笑われてしまうのですが、なんと言われようと自分にとって〈国宝級に大切な映画〉なのですから…。(笑)
楽しかったから、良いんです!(笑) …ユルかったけどねぇ。
シンドバッドを演じたパトリック・ウェインはジョン・ウェインの息子、タリン・パワーはタイロン・パワーの娘。…2世共演なのですが、やっぱり大物俳優の2世、パッとしないで終わっちゃいましたね〜。
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