1つ目
「イギリス国民が世界恐慌を起こしてでもEU離脱を望む理由」
http://blog.esuteru.com/archives/8614860.html
15年前の欧州経済の教科書に「労働力の移動が進まず 域内の経済格差が埋まらない」と書いてあったことを思うと、隔世の感がある。「人の動きが多すぎて危機に陥る」なんて、当時の自分は信じられなかっただろうなと。
もっとも、その当時はオリジナル6カ国に地中海諸国、東欧と北欧のごく一部、準メンバーのイギリスといった面々。今のメンバーに比べたら、メンバー間の格差の少なかったわけで、労働力の移動が少なかったのも当然ではあるのだけれども。
ちなみに当時からイギリスは「自国の都合を優先させる 油断ならないメンバー」扱いだった。「イギリスが最初に離脱する」というのは、当時の自分でも信じたと思う。
2つ目
英EU離脱 民進党・岡田克也代表「アベノミクスの宴は終わった」
http://news.livedoor.com/article/detail/11684157/
>円安・株高を牽引車とするアベノミクスの宴は終わった。今こそ経済政策の転換が必要だ
まるで円高株安を容認しているみたいだなと。
実際、民主党が政権を握っていた時期に、円高株安に対して、これといった手は打たれていない。容認とまでは言わなくても、政府として特に対処するつもりはないのかもしれない。そんなことをしなくても、ヒトへの投資を続けていけば、いつか必ず経済も上向く…みたいな超長期的な展望。米百俵の精神。
まぁずいぶんと気の長い話だなと思うけれど、イギリスだって中短期の経済の混乱をガン無視して、EU離脱を決めたのだから、民進党だけが特別おかしいというわけでもないのだろう。
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