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2016年06月18日15:36

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「諦める=悪」という教育【ニュースより】

冨田真由さん 依然聴取できず
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4049331

自分は結果を、運や元々あるモノのせいにして、投げ出すことも多い。
例えば、生まれつき苦手とか、適性が無いとか。

すると、多くの人は「努力が足らない」と俺に説教をしてくる。

そして、そういう人の多くが、努力をすれば報われるという考えを強く持っていて、子供の教育にもそれを強く押し付けようとする。

ストーカーの犯人は、この人に好かれるために、彼なりの努力をした。でも、残念ながら成果が出なくて、衝動的になり、犯行に及んだという事だと思う。

俺は、こんなに頑張っているのに・・・なんで振り向いてくれないんだよ。・・・みたいな。

「諦めるな」なんて教育の現場で、言うと格好よさそうに聞こえるけど、人付き合いの場面で、やったら、間違いなくストーカーに発展する場合もある。

努力しても報われない事も、成人になる前から、実際に経験させ学ばせる。
それから、自分の得意分野苦手分野などの適性を見極め、ダメな場合は、諦めるタイミングを学ばせる事も大切だと思う。

でも、教育の現場はそれが出来ないんだよね。

それを強く感じたのは工業高校での経験。

工業高校で資格や技能を身に付けて就職なんて、簡単そうにいうけど、実は、大学院の博士号まで取って、企業に入るよりも難しい場合がある。

それは、日常生活に差し支えの無い程度の軽微な障害や個性を持っている人。
クラスに1〜2人はいる。

就職試験の時、やらされるのが、医学的な要素を含んだ「適性検査」、色弱などの検査もあれば、クレペリンのような行動特性を見るような試験もある。
成績は赤点ギリギリでも、適性検査がOKならば就職ができる場合がある一方で、いつも頑張っていて、多数の資格を取得、成績はトップクラスでも、適性検査が一つでもNGなら、絶対に就職はできない。

そこで、かなり挫折を味わう人が多い。
学業成績の悪い○○さんはA社(大手企業)に内定をもらっているのに、成績トップの自分は不採用通知ばかり。

でも、その成績トップの人が、大学進学し、総合職として就職活動をすると、その高卒では入れなかった会社に簡単に内定というパターンがある。

恋愛だって、相手の相性で、どんなに頑張っても、相手が受け付けない、というのは、あるけど、やっぱり、努力が足らないとか言われて、取り合ってもらえない。だから、ストーカーになるんだよね。

諦めること、努力せずに棄権することも、子供のうちから学んで、自分の得意分野を伸ばせられるような教育システムになって欲しいと思う。

それで、思うのが24時間テレビのような障害者の方がが登場する番組で、困難を努力で乗り越えるというお決まりのパターンがあるが、恋ネタが無いのは、努力するば報われるという考えを持っている人には矛盾をしてしまう事実があるからだと思う。

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