新潟二日目〜循環バスの旅〜

６月１７日（金）晴れ
今日の新潟も暑いかしら。

新潟二日目、水族館で大量の時間を消費してしまった母娘、また循環バスに乗り込みます。
降りる外人さんが何やら運転手さんに話しかけ、運転手さんが「フォーオクロック！」と元気にお答えになられました。
そして・・・発車するなり観光ガイドが始まります。
最初に乗った運転手さんとは別人？それとも、駅から水族館前まではネタがなかったのか？？？
海沿いを走りながら佐渡の話から徳川幕府の話にまで広がります。
ちょうど時の記念日でしたので、だじゃれも交えながら（運転手さん、すみません、どんなダジャレだったか忘れてしまいました・・・）

バスは住宅地へと入っていき・・・
運転手さんが、「右の看板を見て下さい」
そこには、警察の立てた「情報提供のお願い」
ワタクシと同い年の横田めぐみさんは、中学生の時に拉致され、さっきまで私達母娘がうっとりと見とれていた日本海を、絶望の悲鳴を上げながら連れて行かれたのかと思うと何とも言えない気持ちになる。
運転手さんは続ける。「この先に日銀の社宅がありまして、何かっていうと記者達が集まってきています。
でも、相手が相手ですからね、なかなか進展が見られません。」
ずいぶんと若い頃に、鹿児島の吹上浜で、中年のご夫婦に話しかけられたことがある。
今思えば、拉致された「市川修一さん」か「増元るみ子さん」のご両親だったのだろう。
拉致されたらしき場所でひとりひとりに声をかけて子供の写真を見せ、情報を集めようとされていた。
そんなことを思い出したりして、少しでも早く全面解決となることを祈る。

バスを、朱鷺メッセで降り、Befcoばかうけ展望室（地上125m）へ。
ワタクシ、実は高いとこ好き？
いや、高所恐怖症ですけど、こういうところは大好き。
以前、九州の友人が遊びに来た時、新宿都庁へ連れて行き、夜は新宿の夜景を見下ろす居酒屋で呑み、翌日は東京タワーからお台場のフジテレビの展望台。
六本木ヒルズも！と思うも「イヤ、もう高いとこはよかろう」と思ったことを思い出す。
新潟日報のビルの展望フロアにも行こうかと思ったが「コッチの方が高いから、もういいでしょ」とやんわり娘から断られる・・・
信濃川に日本海、新潟市街地をパノラマ鑑賞。
まったりティータイムを楽しんで・・・
またバスに乗り、ピアBandai（市場）へ。
バスを降りる時に、アノ運転手さんが「次は一時間半後です。」了解です。遅れないようにしますっ！
カニがふざけた値段で売ってます。買いたいっっっ！カニでしょ？これ。本物よね？
前夜に食べたノド黒も。
買いたい買いたい買いたい。
しかし、荷物持ちがいない。
新幹線に乗ってしまえば・・・と思うも、東京駅から我が家までの道のりを考えると断念。
軽めのお土産を少々チョイスし、バスまでは時間があるねってことでテクテク歩いてホテルへ戻り、
荷物を受け取り駅へ向かいます。
水上バスに乗って日本海に沈む夕陽を見る案とか、もう一度バスに乗って水族館辺りまで行って日本海に沈む夕陽を見る案とか、朱鷺メッセの展望台で夕陽を見る案とか出たのですが（要するに日本海に沈む夕陽が見たいらしい）
少々疲れも出てきたし、日没が７時過ぎということもあり諦めました。
日本海に沈む夕陽は、福井か山形、あるいは島根鳥取あたりで鑑賞することにします。
後半、旅の写真が少ないのは、水族館でアホみたいに写真撮ったせいでバッテリーが切れそうになったからです。
夫から借りた充電器は、ホテルに預けた荷物の中という不手際。
頼みの娘のiPhoneは、写真が一杯過ぎて撮れないという・・・
新潟駅のぽんしゅ館で前夜呑んで美味しかったビールを探してから、帰路につきます。

水田が綺麗。
そして、あっという間に東京・・・新幹線バンザイ！
日本全都道府県完全制覇〜その1〜は無事終了です。
さぁて、次は何処へ行こうかなあ。