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2016年05月23日22:07

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久しぶりの日記

何となくダラダラと書いてみる。

5月26日はG7のサミット。
しばらくはロシアも含めてG8だったが、クリミア侵攻以降
対露制裁が始まり元のG7に戻っている。
G20では中国もロシアも参加するが、欧州における新冷戦状態と相まって、
旧西側の形も復活している

オバマ大統領は広島訪問を行う。
色々意見はあるだろうが、訪問を決意したことは評価したい。
彼とは大統領任期の実質最後の年であり、選挙を気にせず
色々ケジメを付けるには好都合だ
それに、日米間で歴史的懸案事項の一つである原爆投下に対して
遠心力を食い止めるという将来に向けた戦略的行動もあるだろう

その米国の大統領選では、共和党でまさかのトランプ氏が事実上指名獲得を確実にし
民主党はヒラリー・クリントンでほぼ固まってるものの、
まだサンダース上院議員も善戦していて、最後の民主党大会まで争うつもりのようだ。
そして世論調査でもトランプ候補の方が勢いがあり、大統領就任の可能性も出てきている。
彼は孤立主義を明言し、韓国と日本を非難し、ロシアとは手を組めると主張するなど
徹底的なポピュリズムで行くつもりだ。
皮肉なことに、3人の候補で現状の米国資本主義の擁護者は、ヒラリークリントン
しか居ないということだ。
サンダース上院議員は、米国では本来極少数派の「社会主義者」を自称し
トランプ氏は米国人の雇用を最優先すると言っている

トランプ氏の方針は、これまで共和党の一代派閥であった茶会派とも違うし
孤立主義を行うつもりなら、軍をどうするつもりなのか明言してない
今後誰を副大統領に指名するかも含めて、その辺りの整合性をどうする
つもりなのか、未だ不明だ
ただ、彼は、米国社会の主流であった
「白人、中流〜下流、男性」
の中にくすぶっていた、ポリティカルコネクトレスに対する
「もうウンザリだ!」
の感情を代弁してるのだろう。

そして、この感情は、皮肉なことに、米国での有色人種や移民層にも
浸透している。俺たちは苦労して今までここまでやってきたのに
後から来る連中は、俺たちに敬意を示さず、ただ乗りした上に
でかい顔をする。というわけだ

トランプ氏に対する米国リベラルの反発は恐ろしく強く、あちこちで
暴動や封鎖などが行われている
だが、その様にリベラルが燃え上がるほど、むしろ彼等に対して
静かに怒りをためた「サイレントメジャー」層はトランプ氏支持に向かってるのではないか
私はその様に分析している。


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