これは、ボディラブトリニティのアドバンスドプラクティショナーになるプロセスにおいて思い出した、魂からの複数のメッセージであり、記憶です。
Story1 エジプト編からの続きです。
http://ameblo.jp/08heart-to-heart17/entry-12164410999.html
物語として読んでいただいて構いません。
Story3 邪馬台国編まで続き、まとめを書いています。
http://ameblo.jp/08heart-to-heart17/entry-12165449155.html
ボディラブトリニティ(B.L.T.)
http://ameblo.jp/08heart-to-heart17/entry-12163064600.html
6/28「幸せな身体を奏でる」ピアノヒーリング&エネルギーワーク
ミニボディラブトリニティもします。
http://ameblo.jp/08heart-to-heart17/entry-12164079340.html
【中世ヨーロッパ時代、ある教会にて】
石畳が続く道を行くと、ある教会がありました。
中庭は、ほどよく手入れされています。
そこに、親を失ったひとりのシスターがいました。
アリア(仮名)は、少女時代にこの教会に引き取られてきました。
そこで、神に仕える仕事をしていました。
教会の外の世界のことは、ほとんど何も覚えていません。
彼女にとっては、ここが世界の全てでした。
その教会は、裏の「仕事」を持っていました。
シスター達が、肉体で男性と交わることで、覚醒や神からのメッセージを伝えていたのです。
イエスの母マリアは、処女で受胎し、子を神として受け入れました。
そして、イエスの妻マグダラのマリアは、イエスと肉体での交わりを持っており、さらに肉体で交わることで男性達を覚醒させる力がありました。
その教会の中心的役割をになう牧師は、マリアやマグダラのマリアがしてきたことを、シスター達に引き継ごうとしていました。
その教会のシスター達は、かつての古代エジプトの神殿で、神殿娼婦として生きてきた女性達でした。
表面意識的には自覚がなくても、無意識のうちにその「仕事」を引き継いでいました。
アリアもそういうシスター達のひとりでした。
しかし、古代エジプトの時代に体験した個人の苦しみや哀しみを抱えたままなので、本来の覚醒からはすでに分離もしていました。
そして、この時代において、両親の死がアリアにとって深い哀しみとなっていました。
さらに、辛さのあまり、哀しみを感じないようにもしていました。
アリアは無口でおとなしく、あまり自分の気持ちを言いませんでした。
言ったところで、それが叶うこともないと知っていました。
神と結婚している意識でいることで、そこにやすらぎを感じていました。
神の「仕事」と言われれば、自分の気持ちがどうかと感じる間もなく、なんでもしていました。
心は深い闇にいましたが、その闇の中の灯が神イエスとの結婚であり、母マリアに抱かれる感覚でした。
彼女はまじめに仕事と裏の「仕事」をしました。
その「仕事」が、社会的には認められていなくても、彼女には関係ありませんでした。
それは神との「仕事」でしたから。
しかし、どうやらそのやり方で、男性達全員が、完全に目覚めたというわけではないようです。
シスター達が、古代エジプト時代に体験した個人的な痛みを癒していたわけではないので、神の通路になり切れなかったのもあるでしょう。
ある日、教会の裏の「仕事」が、露見しました。
社会的に、そしてなにより教会の他の派閥から批判され、弾圧されました。
教会が性を使って聖を伝えるなど、あってはいけないことだったのです。
中心的に活動してきた牧師は、逃亡しました。
世の中からは、牧師は悪魔と呼ばれ、シスター達は魔女と呼ばれました。
アリアは公開で、火あぶりの刑に処せられることになりました。
アリアは、くくりつけられた広場の柱の上で思いました。
私が何をしたと言うのでしょう。
神に仕えていただけ、神を愛し、神の「仕事」をしていただけ。
目覚めて喜んでいた人もいた。
でも、その人達も冷たい蔑む視線を投げてくる。
誰も助けてくれない。
牧師様もいない。
神様も助けてくれないのですか?
アリアは、遠ざかる意識の中で、思いました。
私は神にも捨てられたの?
もう、誰も信じない。
神も信じない。
神を慕いつつ、神を恨み、相反するふたつの気持ちを両方とも感じたまま、静かに目を閉じました。
身体から離れたアリアは、神の、魂の、大いなる次の目的に向かって、旅立っていきました。
Story3 邪馬台国編につづく。
http://ameblo.jp/08heart-to-heart17/entry-12165449155.html
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