佐藤和夫さんより

佐藤和夫さんより

オバマ大統領の広島訪問は原爆投下の是非を問う事以上にあの太平洋戦争がアメリカにとって誤った戦争であったことをに認める訪問になるかもしれない。

第二次世界大戦の意義は人種差別撤廃、植民地解放の大義の下、有色人種の日本人がアジアで白人と戦った戦いであり、黒人であるオバマ大統領はその恩恵を受けた大統領である。

オバマ大統領はアメリカと言う国家の面子以上に人種差別撤廃に持ち込んだ日本を評価する態度を示せる大統領だ。

戦後の自虐史観がこの訪問によって覆されることを期待する。オバマ大統領は日本が悪者だとして日本を無力化したせいで世界中で戦争をしてきた事を反省した稀有な大統領だ。

トランプ氏もその延長線上にある。ただ皮肉なことではあるが日本は安閑としてはいられなくなる。自国のことは自国でと普通の国になる事を迫られるからである。

日本人にその自覚があるや否や