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2016年05月21日22:10

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アイドルと一般人との距離感を見直してみては如何

■女性アイドル刺され重体=ファン?の男逮捕―警視庁
(時事通信社 - 05月21日 20:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4003986

昔は、アイドルというものは、遠い世界の偶像であった。
触れることも話すこともできない、現実社会とは隔絶したテレビの中の住人。だから憧れは憧れのままであり、自然、現実社会に生きる一般人とは、たとえファンとして夢中になったとしても、生活における一定の節度があった。
ところが、時代は変わって、アイドルが一般人にも手が届く身近な存在になってきた。SNSが普及して、特別な職能を持った人でなくても、容易に自分の価値観を世に発信できるようになってきたことも、アイドルをただの憧憬から自分と同じ現実社会に住む住人であると勘違いさせた原因かもしれない。
さらには、「握手」を餌に、無垢なファンを釣ってCDを買わせようと、良からぬことを考えるプロデューサーのごとき存在のせいで、ファンに「アイドルはすでにおいらの身近な存在」という大いなる勘違いを助長させてしまっている。
かくして、こうした勘違いが行き着く先には、本件のような事件も起こりうる、というのが真相ではないか。

青春の一時期に、アイドルに憧れ、心ときめかすのもいい。小生のごとき朴念仁にも夢中になったアイドルはいた。天地真理だった、と言うと一斉に引かれるかもしれなが、彼女ではない。ちょっと時代を遡り過ぎたが、いずれにせよ本旨には関係のない話。
要は、アイドルをプロデュースする事務所関係者は、ここらでひとつ、アイドルと一般人との立ち位置なり距離感を考え直してみてはどうか。
庶民に夢を売る商売、と言えば聞こえはいいが、アイドルを道具にしてゼニを稼ぐ女衒のような商売に見えてしまえば、それは事務所関係者等にとっても不本意とするところであろう。

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