mixiユーザー(id:3521490)

2016年05月08日05:29

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人間なんてのは自分が何を言いたいかばっかり気にしてんだから、そこで逆張りして相手が何言いたいか気にしときゃアドバンテージ取れんだろ、って程度の単純な話だったり。

そんな自分のことばっかりな連中相手にそんな姑息な手段でしかアドバンテージ取れねぇってのも情けない話ではあるのだけれど。


トワプリ、操作はかなり慣れてきて快適で、面白いは面白いんだけど、使いきりアイテムもセットしてボタンから使わないといけないのが微妙に面倒だよなぁ。ビンとか回復とか油とかおばちゃんワープとか。この辺り、アドベンチャーとアクションの兼ね合いが上手く出来てないのか、プレイヤーとしてはボタンセットにはそんなにこだわってないのだけど。
 だからこそ、快楽アクションに特化したベヨネッタとか、純RPGの幻影異聞録とかは、爽快感つーか物凄く快適に遊べるんだよなぁ。色んな要素で楽しませるゼルダは凄いんだけど、やっぱりそこを完璧にストレスゼロには出来ないのか。
 ただ、最近の過去作はほとんど知らないけど、今回のはあまりアイテムを多くしすぎてないのは良い。いや、その割には遠距離系サブウェポンが、パチンコ、ブーメラン、弓矢、クローショット、と知ってるアイテムは全部揃ってるのだけど、それ以外にあった火や氷といったエレメント系のアイテムがごっそりなくなってて、更に魔力ゲージ廃止してるのが大きいか。火はカンテラで着火、それを消すのはブーメランの風で、と火関連のギミックがかなり単純化されている。こういうエレメント系の演出を増やすと、エフェクトがカラフルになりがちなので、今回のサブタイ通り黄昏時の霞が掛かったような幻想的な作風と合わない、とそこまで計算したかは不明だけど、まぁ上手くバランスは取れてるのかな。
 が、割と多くの店やアトラクション周りはラブホみたいなビカビカと派手で奇抜で趣味の悪い装飾がなされていて、これはこれで楽しいというか、製作者のトラウマに近い執着すら感じるが、絶妙ならしさがあって良い。この手の演出は任天堂作品ではどっから出てきたのか考えるのだけど、なんか特にコレ!って出てこないんだよなぁ。時オカからムジュラでもこういう雰囲気はあった気がするし。

ゲーム自体は64時代とそんなに変わった印象を受けないけど、演出はやっぱ解像度とか上がってるから良くなってるなぁ。ザントのマスク外した口がニチャァ…ってなるのが一番好きかも。あとはミドナの怒りとか、ガノンが捕まってぐぎぎ…みたいなのとか表情豊か。人間型キャラより、ちょっと人外寄りキャラのが表情つけやすいってのはある。
 スターフォックスもゲーム性は変わってないだろうし、そう考えるとスプラトゥーンはやはり凄い革新的だったなぁ。限定的なステージだからこそ新しいルールで動ける。ゼルダの最新作はオープンワールド的な方向で作ってるみたいだけど、世界を広げるとその分、操作するキャラクターの自由度は下がっていく、そこを上げようとすれば膨大な手間がかかって新しいことが出来なくなる、てのはなかなかしんどそうではある。
 非常にネガティブなことを言うと、ベヨの神谷氏の言葉を借りてゼルダを、絶対王者、としていたけど昨今のゲームにかかる手間のせいでそれが維持できなくなっている感はある。その状況で勝負出来るとなれば、時オカの操作フォーマットを流用しつつ全く違うゲーム性を実現したムジュラの様なアイディア作品であるのに、クォリティの維持に労力を注ぎ込まなくてはいけない上に冗長、単調で間延びしがちなオープンワールドを打ち出してくるというのはちょっと恐ろしい。それを真正面からやってユーザーを満足させようとするならば、どこにでも行けて、更に何でも出来る、とそういうゲームにしなくてはならない。それがどこまで出来るか楽しみであり恐いところである。あるいは、この最新作を時オカとして、対するムジュラみたいなものも考えているのかも知れない、と期待をしたり。それがNXの打ち上げ花火になるか。と。


宮部さんの、ペテロの葬列を読み始めた。やっぱこういうのだなぁ。
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