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2016年05月07日12:13

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メルブラの思い出

 こないだハードオフでPC用サターンパッドを324円というビックリ価格で買えたので、前々から気になってたSteam配信のメルブラを購入。シリーズは止まったままだが現状での最新バージョンで、かつ単体販売がなかった代わりになんかのブルーレイの初回特典についてたため、そのブルーレイもろともプレミア価格になっていたというブツでもある。

 そしてメルブラは、多分自分が初めてハマった格ゲーだ。

 時は遡ること大学時代、場所は文科系の部室。部員の持ち寄ったテレビやゲーム機に麻雀セットといったダメ人間製造部屋に、授業の合間に部員たちがダベっていたわけである。そこで連ザやらスマブラやらGG(ゲームギアじゃない方)やらの対戦が盛り上がる中、自分がしっくり来たのがメルブラだった。

 細かい理由を挙げればいくらかある。挙動が軽くてバッタ(ジャンプ攻撃中心の攻め)が楽しいとか、コンボが簡単にサクサクつながるとか、ゲームスピードが速い割には落ち着いて遊べるとか、打撃がビシビシ当たるアタックエフェクトが気持ち良かったとか、のちにアンダーナイトもそこそこ遊べた事からか、フランスパンの格ゲーそのものが好みだったのだと思う。

 ただ、一番はやはり対戦環境そのものであったと思う。そこそこのプレイヤー人口がいて、毎日のように誰かしらと対戦できる機会がある。場所はゲーセンでなく学内で、ハードもアーケードではなくプレステ2だったが、それでも結構な対戦回数は自分をそこそこに鍛えてくれた。コンボを追及したりとかキャラ対策なんて小難しいことはやらなかったが、いかに大ジャンプからの強襲を当てるかとか、すかし投げを狙うかとか、自分なりに勝率を上げようとちょっとした努力や考え事はしていた記憶がある。完全な身内対戦だが勝てば嬉しかったし負ければ悔しかった。

 今となっては「ゲームでイライラするのは愚の骨頂」という考えが染みついてしまってか、そういうガチ対戦からは自然と距離を置くようになり、オンライン対戦すらおっくうに感じるようになってしまったが(去年スプラトゥーンをちょっとかじった程度)、一時期とはいえ対戦環境に恵まれ、格闘ゲームの楽しさというものを教えてくれたメルブラには今でも感謝をしているのです。

 そんなこんなで、自分のネットブックじゃちょっと重いけど、トレーニングモードでなんとなくエリアルの練習(浮かせた後はだいたい弱中強弱中強投)をしていると、ふとあの頃を思い出して、ちょいと胸が熱くなったりするのでありました。ああもう10年たっちゃったよ……。

 もっとも、いまだに月姫がどういう話で、この人たちがなんで戦っているのかもしらないんですけどね。今だに持ちキャラ(八極拳ロリ)の名前も覚えてないですし。でもガンガンやってる人全員がガンダムを全部語れるわけじゃないし、別にホモでもない人が平気でホモネタを口走る世の中なので、これでいいのかもしれません(適当な締め)。
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