コーヒーブレイク。
おせち料理のことなど書いてみましょう。
若い頃にはおせち料理なんて興味ありはしません。
結婚したての頃、黒豆を煮るのに挑戦して、豆をしわしわにしてしまい、毎年黒豆を煮て、これだけは上手にできる、と言われたい、と誓ったものでした。2~3年は、黒豆にていたと思いますよ。ただ、大鍋一杯に煮上がる黒豆を食べ続けるのは、結構大変で、三が日が明ける頃にはいやになっていたりして。半分以上を捨てるはめになったりしました。
数の子。人様にお歳暮でいただいて、電話で母にどうしていいのか聞いたところ、「お出汁にちょっとつけるといいのよ」と言われ、「出汁につける」をどうしたものか、「出汁で煮込む」に勝手に脳内変換。固く煮てしまったこともありましたっけ。
そのうちに、買えるものは買って済まそうじゃないか、ということになり、黒豆も栗きんとんも、パックに入ったのを買って形だけ盛りつけて、という年が大半であったのです。
しか~~~し、お客様をお招きするとなると、話は別なのでございました。出来る限りのことはしなければなりません。あれもこれもはもちろん無理。黒豆を煮るのには三日は日にちがかかります。一晩水につけ一日かけて煮もう一日くらいは浸して味をしみ込ませるのです。ちゃんと計画たてて出来れば難しいことではないけれど、今はパス。黒豆と栗はパックになっているのを買いました。
かまぼこ。今年も宇和島より取り寄せました。母が毎年欠かさず送ってくれていたのです。この時期のかまぼこは通常料金よりアップしてかなりお高いです。が、無いと寂しい。仕方ありません。かまぼこ10本、あげまき二本を自分ち用にしました(これだけで6千円超えるんだぜ)。お歳暮にいただいたハムも数種類切って並べます。
さつまいもを大量に購入したので、いもきんとんは作りました。
生協の水煮野菜も利用して、金時人参の頂き物もあったのでそれも追加して、1.6キロの鶏肉とともに大量の筑前煮を鉢盛りにしました。
有頭エビは、おせちの花形なのでかかせません。二パックのエビを煮染めました。
デザートに寒天。この前帰郷した折り、道の駅のバイキングに、寒天で溶き卵を固めたものが出ていて私は懐かしく思いました。お正月のとき、母がよく作っていたのを思い出しました。一度作ったことがあったのですが、「なにそれ、気持ち悪い」と言われて食べてもらえなかったような。実は私も子どもの頃は余り好きではありませんでした。それなのに、年を取ると、昔の食べ物が懐かしく思えてくるのが不思議です。
今は、「おふくろの味って我が家には存在しないよな」なんて聞いたようなことを言う子どもたちも、いつかは私の手料理を懐かしく思い返してくれる時が来るかも。
でも、きっとそれはまだまだ先のこと。
今回は、寒天のフルーツ寄せを作りました。イチゴとキウィをたっぷり入れて。
それから、お赤飯を炊いておにぎりにしました。
あとは長女がお高いアグー豚を (2万円のところを6千円で買った!という・・・ほんとにお得なのか?)用意してくれたので、それでしゃぶしゃぶ。
こうしてみるとそれほど手間はかかっていませんが、それなりにお重につめて形を整えたのでした。写真?恥ずかしいから載せません。
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