『テバク』

３月２８日からＳＢＳの水木ドラマ『テバク』がスタート。
２４話予定。

天下と愛を賭けて、忘れられた王子テギルとその弟（後の英祖）の一大勝負を描くドラマで、アクションとギャンブル、ロマンスに満ちたファクション史劇・・・とのこと。

主人公のテギルは粛宗の忘れ去られた息子という設定になっている。
実際には粛宗の息子である世子（後の景宗）と延礽君（後の英祖）の間に張玉貞の次男（世子の弟）と淑嬪崔氏の長男（延礽君の兄）がいたが２人とも夭折してしまった。テギルは淑嬪崔氏の長男が粛宗の種ではないと疑われながら生きながらえていたことにしている。

登場人物の中に実在した人物はそう多くはいない。その中でこれまでのドラマではほとんど出てこなかった李麟佐〔イ・インジャ〕にスポットライトが当てられていて、ストーリーの流れの中で非常に大きな役割を果たす模様。

主演はチャン・グンソクとヨ・ジング。子役出身俳優の対決である。
カリスマ級俳優のチョン・グァンニョルとチェ・ミンスは同じ脚本家による『武士ペク・トンス』以来の再び敵同志の登場。


３局の３ドラマ一斉スタート。どれが抜け出すか？
−ＫＢＳ『町の弁護士チョ・ドゥロ』
−ＭＢＣ『モンスター』
−ＳＢＳ『テバク』


■視聴率推移（ＴＮｍＳ全国版）３ドラマ
左からＳＢＳ｜ＫＢＳ｜ＭＢＣ
１話：９．５％｜　８．６％｜７．４％
２話：９．９％｜１０．５％｜７．７％
３話：９．１％｜　９．２％｜９．０％
４話：８．９％｜　９．６％｜９．１％
５話：８．６％｜　９．６％｜７．５％
６話：８．０％｜１１．０％｜７．３％
７話：８．１％｜１０．６％｜７．４％
８話：７．７％｜１１．４％｜７．８％
平均：８．７％｜１０．１％｜７．９％

トップで滑り出したが、２話目ですぐに２位に陥落。その後も最下位に落ちることもあり下がり気味。


・『テバク（대박）』サイト＆データ
http://program.sbs.co.kr/builder/programMainList.do?pgm_id=22000009259
■脚本
クォン・スンギュ（武士ペク・トンス、火の女神ジョンイ）
■演出
ナム・ゴン
■登場人物　＜実在した人物の生没年＞
ペク・テギル（チャン・グンソク）　賭博師／粛宗と淑嬪崔氏の隠された息子
延礽君〔ヨニングン〕（ヨ・ジング）　テギルの弟／粛宗の四男／後の２１代王英祖＜１６９４〜１７７６＞
李麟佐〔イ・インジャ〕（チョン・グァンニョル）　少論の実力者＜？〜１７２８＞
粛宗〔スクチョン〕（チェ・ミンス）　テギルと延礽君の父／１９代王＜１６６１〜１７２０＞
淡序〔タムソ〕（イム・ジヨン）　イ・インジャの養女／滅した家門の娘
淑嬪崔氏〔スクピン・チェシ〕（ユン・ジンソ）　テギルと延礽君の母／ムスリ出身の粛宗側室＜１６７０〜１７１８＞
ホンメ（ユン・ジヘ）　賭博場の女主人
ペク・マングム（イ・ムンシク）　テギルの養父／淑嬪崔氏の元夫／賭博師

ナムトッケビ（イム・ヒョンシク）　テギルの賭博の師／伝説の賭博師
キム・チェゴン（アン・ギルガン）　テギルの剣術の師／朝鮮一の剣客
ケ・ソリム（キム・ガウン）　釜山の女賭博師
キム・イス（ソン・ジョンホ特別出演）　タムソの父／イ・インジャに利用される官吏
ムミョン（チ・イルチュ）　イ・インジャの右腕／奴婢出身
ファン・ジンギ（ハン・ジョンス）　イ・インジャの左腕／元山賊
ファング（チョン・スジン）　賭博場の占い師／イ・インジャの配下
テガリ（キム・ユチョル）　ホンメの右腕
カムルチ（チョン・ジェヒョン）　ホンメの使用人
世子（ヒョヌ／子役イ・テウ）　粛宗の長男／後の２０代王景宗＜１６８８〜１７２４＞
サウン（ハン・ギウン）　粛宗付きの内官
サモ（ハン・ギウォン）　粛宗付きの内官／サウンと双子兄弟
張玉貞〔チャン・オクチョン〕（オ・ヨナ特別出演）　粛宗の第２継妃→廃妃＜１６５９〜１７０１＞
張希戴〔チャン・ヒジェ〕（ペク・スンヒョン特別出演）　チャン・オクチョンの兄＜？〜１７０１＞
サンギル（ホ・テヒ）　延礽君の護衛武士
ファジン（イ・ガヒョン）　淑嬪崔氏の友
チョ・テグ（チャ・スンベ）　西人の人物
チェ・ソッカン（ナ・ジェウン）　西人の人物