【2016年5月3日(火・祝)】
ツーリングへの衝動、というか目的ってのはやっぱり“景色”でしょうかね?
割と近場でもまだまだ訪れていない&知らない場所・景色ってのはあるもので、今回の目的地は4月半ばにTVの旅番組で知った絶景。
って事で06:30出撃にて彼女をピックアップし、予定通り8時ジャストに新東名・島田金谷IC下車にて大井川の遡上開始。
R473〜r63へと繋ぎ、給油後『道の駅・川根温泉』で小休止を挟み、→R362〜r77にて大井川鉄道・千頭駅に。
GW期間中のSL列車の到着時間に合わせたつもりだったんだけど、道中が順調過ぎて併走出来なかったばかりか早着で(>_<)
駅の売店でお弁当&お茶を仕入れ、r77を更に北上〜r388…目的地を通り過ぎてしまって接岨峡温泉にてUターン(^^;
先客のライダーと入れ違いでバイクを停め、お弁当片手にピクニック、と思いきや、結構ハードなトレッキングを強いられやって来ました奥大井湖上駅!
http://www.surugawan.net/guide/39.html
駅の施設であるコテージは先客で一杯だったので東屋の一つを陣取り自然に囲まれてのランチ・タイム♪
ウマウマ(^ ^)
タイミング良くトロッコ列車もやって来たり♪
“風の妖精”を怒らせないレベルで鐘を鳴らし、トロッコから手を振りまくる子供たちに手を振り返しながら“レインボーブリッジ”を戻り、再びトレッキング…途中で足が上がらなくなって3回位休憩したかなぁ(^^;
で、一番見たかった景色は実はバイクを停めた場所のすぐ上だったりして(^○^)
丁度上りも下りも間近で見ちゃった後だったから電車は居ないけど、絶景かな絶景かな!
まさに「ステーション オン ザ ウォータ〜♪ デッデッデーン デッデッデッデーン デッデッデーン デッデッデー…」。
山肌と湖が織り成す様々な緑色に赤い鉄橋がホント良く映えていて綺麗。
でも、きっと秋も素敵でしょうねー。
1時間半ほど滞在し、来た道を戻るカタチで奥泉駅へ竪穴式住居(実はトイレ)を見物に…藁葺きかと思ったらコンクリート製だった(^^;
で、ここでルートを再検討。
時刻はまだ13:30。
寸又峡温泉までは片道30分×2=60分として、温泉&クーリングで60分の計2時間。
けど、寸又峡のあの道、以前走った時もすれ違うクルマによる渋滞がそこら中で起こってたし、しかもバスも通るしGW真っ只中だから3時間ほど見ておかないと。
宿のある静岡駅まで2時間とすると、18:30着。
別に宿に遅く到着するのは構わないんだけど、天気予報では夜に入る頃には雨が降るって事だったのが気掛かりだったので今回は温泉はスルーする事に。
r77を千頭駅方面へと戻り、R362で静岡市街地方面へ。
この道はゼファー1100の頃の2月に走って以来で、10年近く経って道路も随分走り易く改装されていましたが、あの“Happy Bell”は健在。
で、またカンカン鳴らしまくりな馬鹿ップル(^^;
下山もホント順調過ぎて、藁科川〜安倍川を渡って市街地に入って来たのは何とまだ15時前。
天気も全然大丈夫そうだし、『EBBRO』のショールームがGW中は営業してると電話で確認してあったので覗きに行く事に。
自動車雑誌の編集者時代にはまだ立ち上がっていない『EBBRO』なんですが、実は一度だけですが社長とは面識があるんです。
当時TAMIYA本社にも良く取材にお邪魔していて、ポルシェの社員よりポルシェに詳しいと言われていたポルシェのプラモデル担当だったんですよ、社長。
それにしても…いやぁ、この空間はヤバイ事この上無し!
歴代の製品を眺めているだけでも楽しいんですが、自分が乗っていたクルマを在庫で見つけでもしたら、と思うと生きた心地がしません(^○^)
あっ!シルバーのAE86レビンGTV!
ああっ!白い初代MR2 G!!
在庫はあるけど財布の中身がぁッ(>_<)
…ステップバンは在庫が無くてミョーにほっとしちゃいましたが、もし在庫があったら我慢出来なかったろうなぁ。
それにしてもオートバイのミニカーは初めて現物を目の当たりにしましたが、全体の出来栄えが素晴らしいのは当然としても、スポークの再現の技術は見事ですねー。
バイクのプラモデルやミニカーのスポークって絶対太くなってますが、全く違和感無し!
何と30分以上も彼女に解説しまくってました(^○^)
迷う事も無く静岡駅南側のお宿に16時過ぎに到着し、お風呂から上がったところでチェックしておいた宿の近くのお店に予約のTEL。
本当は駅周辺の散策を兼ね、青葉横丁のおでん屋さんまでテクテク歩いて行きたかったんですが、ちょっと遠いゆえに帰り道で土砂降りになるかも?だったので。
さすがに「生憎本日は満席で…」との事でしたが、「来店して待って頂ければ、同じメニューをお出しできる系列店へご案内できるかも…」との事だったので出向いて待つ事に。
『海ぼうず本店』─
http://www.shouetsu.co.jp/umibouzu_honten/
私の風貌にピッタリなこのお店、当地名物の“しぞーかおでん”や新鮮な海鮮もラインナップされたオールマイティな人気の居酒屋さん。
運良く待つ事30分少々で本店の席を確保。うーん、どれもこれも美味しそう!
タコワサと海鮮サラダの口取りで生ビールをお代わりしたタイミングでまずは“鮪の三種盛り”。
中トロの炙り、美味いわぁ。
続いてお待ちかねの“生しらす”&“生桜海老”!
特に“生しらす”の、あの咀嚼と共に奥歯に絡みつくネットリ感と甘さはたまらない。
どちらも初めてという彼女も大はしゃぎ♪
そして最後に主役=しぞーかおでん&5時間煮込んだ半熟玉子。
5時間も煮込んだらカッチカチになると思うんですが、この玉子、確かに半熟で、しかも凄く甘くて美味しい事にビックリ(@_@)
ただ、ここんちのおでん、青葉横丁のおでん屋さんと比べると色も淡く、味付けも万人受けするように加減してあって逆に美味しかったです。
雰囲気は青葉横丁のあのクソ狭いお店達には敵わないけど(^^)
天気予報とはウラハラに、お蔭様で雨に一滴も降られる事無くお宿に戻って爆睡したのでありました。
…彼女には内緒ですが、“塩郷の吊り橋”に寄るのをすっかり忘れていました(>_<)
<つづく>
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