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2016年04月29日18:00

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こういう「上役」からのパワハラは、アレルゲンなんですよ

このテの上役にいる会社には、何度も入社してます。
で、結論から言えばこういう輩が一人いると組織が閉塞してしまうので、当然私自身も能力を発揮しようにもできずというのは過去の経験から十分把握してますので、頃合いを見て退職するのが一番でしょう。
結局ハロワの求人って、様々な理由で人材がいつかないので、潰して辞めさせては、また次の人材を補充 の繰り返しですから、そういう社風だなと見切ったら、利用するだけ利用して、もう得るものがなければそこで辞めるという選択をする以外に労働者の保身は図れません。

とくにタクシー業界の場合、その「諸悪の根源」が社長自身であることが多く、中小企業の場合、もう自社の先行きを見限っているのか、従業員を言葉で苛め抜いて鬱病にさせることをライフワークにしてる人が多いですね。 何も知らずにそういう会社に入って、上の期待に応えようとしようもんなら、自らが精神を病みますぜ(笑)

で、「対処法はチームワークで」とありますが、利害関係がハッキリしている会社において、それは無理な相談というものでして。 といいますのは、誰かがハラスメントを受けている間は「取り合えず自分に被害は及ばない」と問題にほっかむりをして、知らぬ存ぜぬを決め込みますから。下手に手を貸して本人まで目をつけられたたまったもんじゃない(笑) というわけです。
そういう自己保身に長けた人間は、何をするか。そりゃ、自分に矛先が向かないように上に「取り入る」「おもねる」。こんな人材が「優秀な人材」なはずがなく、会社としても優秀な人材を陳腐化させていくことに気が付かないんですけどね。

要は上記の通り従業員が団結してハラスメントに立ち向かわないから、本人はだれからも咎めを受けず「井の中の蛙」状態で、ハラスメント自体が正しい行為だと思い込む。となると悪いのは「俺様が一言注意しただけで辞めていったりキチガイになったりする人材が悪い」という思想になるという悪循環ですね。

残念ですが、これが現実。
だったらニートになって生活保護でも受けながら「最低限の暮らしに甘んじてる方がマシ」って思想が蔓延して、労働意欲がどんどん下がっていくという実態に陥るわけです。
いずれにしても、ヤバいと思ったら、原因から遠のくことです。ある意味「アレルギーの対症方法」と一緒です。
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■激しい言動で部下を潰す「クラッシャー上司」から自らを守るすべはあるのか?
(産経新聞 - 04月29日 11:49)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=133&from=diary&id=3970938

「なんであんな人間が出世しているんだ」−。部下からはそう思われているのに、なぜか上層部からの評判が良い管理職が存在するという。雑誌で特集が組まれ、ネットにも散見される「クラッシャー上司」だ。部下をつぶして出世するタイプだが、仕事の結果を出しているだけに、後任の人材難を理由に会社側から存在を黙認されることも多い。部下側が自衛するためには、同僚とチームを組んで支え合うことが大切だという。

 都内の会社に勤める30代の男性は、クラッシャー上司から、鬱病寸前まで追い詰められた経験がある。

 「一人前の仕事もできないくせに」「今のままじゃ同期に追いつくことができないぞ」−。

 自分の評価を気にして、大量の仕事を部下に押しつけ、うまくいかないと暴言を吐く。そんな繰り返しに、男性は次第に上司と会話をするのも苦痛になってきた。ある日、クライアントからの要望を上司に伝え、相談しようとすると、「1人で仕事を完結させることもできないのか。このままだったら成長せず、周囲から駄目な人間だと思われるぞ」と、同僚の前で罵倒された。

 男性は、「暴言を吐かれた瞬間に動悸(どうき)がして、体がこわばりました。毎日罵倒されるから、出社するのも嫌になった。自分は会社に必要のない人間だと思ってしまった」と話す。

 男性はその後、眠れなくなり、メンタルクリニックを受診。精神安定剤や睡眠薬の処方を受けた。同僚に支えられ、何とか仕事を続けているが、「以前のようなやる気はもう出ない。なるべく上司と関わらないようにしています」と話す。

 ■ゆがんだ自己愛、つぶしても平気

 クラッシャー上司とは、厳しい言動で威圧し、部下をつぶしながら、出世する上司のことだ。筑波大学大学院の松崎一葉教授(産業精神医学)は、「自己愛がゆがんでいて、自分が出世するのが第一。他人がつぶれてしまうことに対しての意識が欠如している」と話す。

 会社の上層部が、部下がつぶれているという点に目をつぶり、クラッシャー上司の存在を「必要悪」とし許してしまうことも少なくない。松崎教授は「会社が長期的な視野を持てるかどうかが重要だ」と話す。

 部下の育成にはコストがかかるため、つぶしてしまっては、これまでにかけたコストが無駄になる。しかし、上層部が目先の利益しか考えていなかったり、同じように部下をつぶして出世したタイプの管理職だったりすると、クラッシャー上司のやり方が容認されてしまうという。

 若者の労働相談を行っているNPO法人「ポッセ」の今野晴貴代表は「そもそも、暴言などが注意されず、理不尽な振る舞いが許されているからこそクラッシャーになる。会社の体質だ」と指摘する。人事部などに訴えたとしても、解決されないケースもあるという。

 今野さんは「社内で人材難のため、クラッシャー上司を動かしても後任が見つからず、存在を黙認してしまうこともある。もっと労務管理やパワハラなど管理職に対する研修を充実させるべきだ」と訴える。

 ■「そこまで言われる筋合いはない」

 クラッシャー上司は、さまざまな手段を使い、執拗(しつよう)に部下を責め立てる。

 カウンセリングルーム「ハートコンシェルジュ」(東京都渋谷区)の主任カウンセラー、青山初音さんは「クラッシャー上司は、自己防衛の固まり。そのため、部下の些細(ささい)なミスでも過剰に反応します」と話す。失敗の後始末を本人にさせず、別の人間やクラッシャー上司自身がやってしまう。そのため、部下本人は成長する機会を失うだけでなく、「自分は会社で必要とされていない」と感じ、自信を失ってしまうのだ。

 クラッシャー上司に標的にされると、悪循環に陥る例が多い。叱責される恐怖から萎縮して、余計にミスを重ねてしまうという。

 ■チームワークで対抗を

 上から評価されていることが多いだけに、クラッシャー上司と正面から戦うのは難しい。青山さんは、「部下が1人で立ち向かおうと思っても、どうにもならない。チームワークで対抗して」と話す。

 度重なる暴言から、標的にされている部下は、自信をなくし、自己否定に陥ってしまうケースが多い。「周囲の人が褒めたり、話を聞いたりとサポートすれば、鬱になることを防ぐことができます」と青山さん。上司が怒るポイントを見つけて、情報共有することも重要だという。

 部下本人の心構えも大切だ。クラッシャー上司に叱責されたときでも、自分を否定する必要はない。「確かに改善すべき点はあるけれど、そこまで言われる筋合いはない、と自分で線を引くようにして」と青山さん。

 クラッシャー上司の言動の根底にあるのは、人間としての弱さや不安だ。青山さんは「自分が上から評価されなくなったらどうしよう、という不安から、他人に当たっているだけなんです」。

 上司から叱責されるとき、目を合わせずにうつむいてしまう人は多い。青山さんのお勧めは、「黙って上司の目を見つめること」だ。青山さんは「冷静に相手の目を見ると、表情のなかに恐怖や不安の色が見えることがあります」と指摘する。上司も不安で弱みを持つ人間に過ぎない、と分かれば、おびえなくて済むはずだ。

 真面目な人ほど、クラッシャー上司の攻撃を受けやすい。自分なりの基準を持って、接することが大切だ。
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