先日、べた慣れのWDのウォータードラゴンを死なせた。
悲しみにふけっていたある日、ウォータードラゴンのヤングを迎え入れた。
前のウォータードラゴンと同じ、口先を怪我した奴。
幸いなことに、それほどひどくない。
もう既にべた慣れ。
手を出せばぴょんと乗って来る。
肩にも止まる。
飽きたら、自分でケージに帰る。
犬みたいなやつだ、、、、、、、、
だが、怪我した口先がいたいのか、口を開けていることが多い。
抗生物質とビタミン投与で、良くはなってきた。
が、
マユダカトカゲとアンボイナホカケトカゲがおかしいことに気が付いた。
2匹とも、ケージの端でじっとしているのである。
プラケースに入れて隔離。
観察する。
マユダカトカゲは左目を、ホカケトカゲは右目をつむったまま。
おかしい、ということで、目を見てみた。
マユダカトカゲは目を完全に潰し、失明していた。
ホカケトカゲは、腫瘍らしきものが見えた。
2匹とも餌を食べようとしない。
脱水防止に経口栄養剤を作り、シリンジで与えることにした。
マユダカトカゲは、何とか摂取できる。
しかし、ホカケトカゲは日に日に弱っていくのがわかった。
そして、右目の部分が腫れ始めた。
その時には、すでに動けなくなり経口栄養チューブ代わりに、拒食用のチューブを留置していた。
糞便も垂れ流しだった。
両目もつむり、息をするのも苦しそうだ。
私は決断した。
安楽死。
氷水を入れた容器になかに、ホカケトカゲを入れた容器を入れた。
水温は10℃。
しばらく置いた。
呼吸がゆっくりとなり、やがて止まった。
ケースを出して、ホカケトカゲを温める。
息を吹き返すことはかった。
とめどなく、涙が出て止まらなかった。
体を綺麗にしてやり、チューブ類を抜いて生前と同じようにしてやった。
段ボールで箱を作り、スポンジを敷いてホカケトカゲを寝かせた。
花がないから、まだ咲き始めたばかりの桜の花を、いっぱいにうめてやった。
線香をたき、私なりにお経を読んだ。
そして、ペット葬儀の業者に依頼、
海に散骨してもらうように、お願いした。
それから数日後、
追いかけるかのように、マユダカトカゲも死んだ。
朝起きたら、死んでいた。
動物病院に死因を依頼。
完全に眼球がつぶれており、それが原因で頭蓋骨が壊死、死に至ったそうだ。
相次いだ、トカゲの死。
自分の手で、安楽死させなければいけなかったのだろうか?
死ぬまで、看取るべきなのか?
しかし、苦しそうな姿は見るのはつらかった。
多分、ホカケトカゲもつらかったろう。
私の行った行動が、正しかったのかわからない、、、、、、
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