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2016年04月05日12:39

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ムエタイフェスティバル取材旅行(4)

「第12回ワールド・ワイクルー・ムエタイ・セレモニー」の会場はアユタヤ歴史公園内でした。

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入口には初めてワイクルー(試合前の踊り)を踊ったといわれる伝説のムエタイ戦士、ナイカノムトムの像がありました。ムエタイのイベントで名古屋のキング・ムエジムの佐藤孝也さんから1月に聞いたところだったので、さっそくの出会いにびっくりしました。

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レジェンド戦士らの掲示もあり、ムエタイの歴史を感じさせます。

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ベルトやトロフィの展示もありました。

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鍛冶屋がおり、武具に焼き入れをしていました。このあたり、戦争との関連を感じますね。

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刺青コーナーにはけっこうな人だかりがありました。刺青が珍しいのか、刺青を入れられている選手が有名な方なのか、ちょっとわかりませんでした。

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会場の中心にはもちろんエキシビジョンマッチのリングがありました。

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諸般の事情でプレス用パスをゲットし、リングサイドでばしばし撮影しました。音、振動、匂いでクラクラするほどの迫力でした。
女子のKOシーンも劇的でしたが、やはり男子の肉のぶつかり合いがすごい!

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初めて見るワイクルーはどれも選手それぞれの個性が現われていて良かったです。別のブラジル人選手が、ワイクルーを踊っていなかったのですが、壮絶に負けてしまい、やはり踊りには意味があるのだなと感心しました。

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メインのベテラン対決は殺気がすごかったです。

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17時からワイクルーフェスティバルが始まるということで、ワット・プラシーサンペット(奥の3本の塔)が見えるフェスティバル会場の方へ移動しました。

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最後のショーで使う武具を展示していました。

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陽が暮れてきたあたりからワイクルー・フェスティバルが始まりました。

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象を先頭に、ワイクルーに参加する1200人のムエタイ戦士が入場、いろんな国の人がいるようでした。ナイカノムトムの像の周りにはあまり人が居なかったのですが、国王様の写真には人が集まっており、国王様の人気を感じました。

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大地の精霊に祭りを行うことを報告し、鎮めているところ。たっぷり1時間以上の祝詞のようなものを僧侶が唱えており、仏教以前のタイのプリミティブな宗教なのかな?と感じました。ワイクルーのときもそうでしたが、民族楽器の生演奏も楽しかったです。

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まず慰霊塔のようなものに礼拝し、続いてムエタイの長老格の2人のうちのどちらかから頭にモンコンを授けてもらい、レジェンド達から祝福される、この流れを1200人分行うので、けっこうな時間がかかりました。自撮りをはじめる選手がいたりとゆるいかんじでしたが、観るというより参加する人がメインの祭りなんでしょうね。

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いよいよワイクルー。4隅にいる4人の師範格に従って1200人がワイクルーを踊るのですが、その4人がバラバラの動きをする上に、1200人もわりと自由にワイクルーを踊るというカオスさでした。やはり参加型のイベントなんでしょうね。ボクも参加してみたいと思いましたよ。

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参加者、ゲスト全員でさらにワット・プラシーサンペットに近いエリアに移動し、ケータリングを。漆黒の闇の中、ライトアップされたワット・プラシーサンペットが荘厳な雰囲気。真正面最前列に食卓があったのもラッキーでした。

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けっこう薄暗い中で豪華なディナーをいただきました。トレランやってるためか、念のためライト持ってて良かったです。ちょっと冷めていましたが、味はどれもこれも美味しく、ビールがなかったのが残念でした。
今回もパクチーはなく、やはりタイではあまり生パクチーを食べないものだと思いました。

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最後に、ライトアップされたワット・プラシーサンペットをバックにアユタヤとビルマの戦争を模したショーが始まりました!ナイカノムトムの活躍場面もありましたが、どちらかというと史実よりも演出を重視した構成で、めちゃくちゃ面白かったです。

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遺跡を前にした象の戦闘シーンは大迫力!

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カーテンコールでは総立ちで拍手でした。

ホテルに戻ったら23時、アユタヤ観光とムエタイをたっぷり堪能した1日でした。

日本では伝説のムエタイ戦士、ナイカノムトムはほとんど知られていないと思います。ミャンマー(旧ビルマ)との関係もあり、戦争を思い出させる戦士の名前はあまり宣伝したくないのかもしれません。仏教国的な世界平和への配慮を感じました。
また、ムエタイ会場での国王様の写真もそうでしたが、タイでは国王様が大人気なのが印象的で、国王様に人気が集まりあまり、ナイカノムトムにスポットが当らないのかもなぁとも思いました。

(5)最終日に続きます。
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