んなわけで、今日も機動戦士ガンダム〜鉄血のオルフェンズ〜25話『鉄華団』を視聴する。
ガンダムで屈指の作品ですね。
まだ、色々とナゾがありますけれども。
その辺は第2部で語られるのだろうと思っています。
なんていうか、主人公の三日月・オーガスがクヨクヨしないのね。
ほとんどブレない。
こういう主人公を待っていたぜ! って感じです。
落ち込んでいるリーダーであり兄貴分のオルガに
「俺は何人殺せばいい? 誰を殺せばいい? 何を壊せばいい?」
と言い、胸倉掴んで励ましますからね!
歴代ガンダムの主人公の中では異色のプロフェッショナルな雰囲気も見逃せません。
ロボットものの主人公で言うなら、装甲騎兵ボトムズのキリコ・キュービーが近いかもしれませんね。
容赦ないし。
それでいて成長を垣間見ることができます。
23話『最後の嘘』では命令される前に行動を起こしております。
戦い方としては非常にダーティーですが、こういったトコロも魅力のひとつなんですね。
主役機ガンダムバルバトスもお気に入りです。
なんせ、番宣ポスターで持っている武器がでっけぇメイスですからね。
撲殺ガンダムってモノスゴク新鮮!
いや、もう、一目惚れしましたよ。
ウチに飾っているプラモもメイスを持たせております。
戦闘の描写としては地球や火星では飛行機が出てきません。
ファーストガンダムから続くモビルスーツによる空中戦がないんですよ。
これがめっちゃ良いです。
以前のガンダムシリーズで首をかしげてしまうところだったので。
航空戦力による拠点爆撃、砲撃、突撃というのが大体のセオリーになりますから、モビルスーツの空中戦に魅力を感じなかったんです。
ボトムズが好きなのはこの辺も作用していると思われます。
忘れてはならないのが主役機交代がなかったことですね。
Zガンダムから多くのロボットものアニメの主人公が機体の乗り換えをしているんですが、鉄血では装甲強化・武装強化で留まっています。
そして、ストーリーですが、大体のガンダムが戦争をテーマにし、それに巻き込まれたという形をとっています。
鉄血では戦争をしていないんですよ。
どちらかというと、昭和30年代のヤクザのカチコミって感じです。
宇宙海賊とか出てきますし、鹵獲したモビルスーツや武器を回収して使ったりしています。
第9話『盃』ではホンマ、昭和ヤクザってな感じです。
鉄血の世界観では宇宙航行は非常に危険。大体はギャラルホルンという組織が管理していますが、そうでない暗礁地帯だと宇宙海賊に襲われたりします。
11話から13話までのブルワーズ編がまさにそれなんです。
宇宙海賊ブルワーズに勝利し、多くの物品を鹵獲してますしね。
この泥臭さが僕の琴線に触れたのでしょう。
第2部もこの泥臭さを継承してほしいものです。
そんな中25話で1番気に入ったシーンはトド・ミルコネンというおっさんの
「おれはダンナの……右腕だ」
ってシーンでしょうか。
なんやかやで、このおっさん今のところ勝ち馬に乗ってるんですね(笑)。
あ、僕の1番好きなキャラクターはクデル・カデルです。
今日はこんなトコロで!
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