中日ドラゴンズ3-11広島東洋カープ
2回戦(カープ1勝1敗)
ナゴヤドーム
C|030042002|11
D|000010020|3
勝利投手 横山1勝
敗戦投手 濱田(達)1敗
投手
(C)横山��-中田-江草
(D)濱田(達)��-岡田��-小川-又吉��
※数字はマウンドにいる時点での失点(自責点ではない)。
打点
(C)天谷�＿�山��丸��エルドレッド�／薫罩∪亳境�
(D)エルナンデス�．淵法璽伸／�山��
※数字は打点。
プロ初先発の横山は8回途中に捉まるも7回2/3を3失点と好投。
打線は序盤から加点を積み重ね今季最多の15安打11得点。
攻守噛み合い昨年以来のナゴヤドームでの連敗を8で止める。
横山は球団史上3人目の3月中の新人プロ初登板初勝利。
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オープン戦の頃からここまでこの場において「微妙な投手」という風な事を続けてきた横山弘樹。
昨日、非常に雰囲気の悪くなるような敗北を喫した翌日にチーム自体が苦手なナゴヤドームで初登板と期待するのが難しいプロ初登板に見えました。
しかし、終わってみればこれらの懸念を跳ね返した彼のプロ初登板は最高の形となり、私が自身の不明を恥じる結果となったの大変喜ばしい事です。
新人によるプロ初登板初先発初勝利は2年前の九里亜連(この時もナゴヤドームでしたね…。)以来で、3月中での達成は備前喜夫(当時は太田垣喜夫)と九里含めて球団史上3人目との事。
更には、無安打でプロ初打点含む2打点という良くわからない記録のおまけつき…です。
もっとも、8回途中には相手打線に完全に捉まってブルペンの助力を乞う羽目になった事からも分かる通り、年間通して活躍出来るまではまだまだ不安は残ります。
それは、やはり前回同じ快挙を達成した九里がその後1勝しか出来てないことからも分かる通りです。
しかし、だからこそ早いイニングで纏まった援護点を与える事が出来たのは理想的でした。
こういう風に新人やそれなり以下の投手が投げる場合は、周りが勢いをつけさせる事が必要不可欠ですから、彼がかつての野村祐輔や大瀬良大地のような仕打ちを受けなかったのは良かったです。
ここまでオープン戦含めて序盤から纏まった得点が出来なかった打線は制球の定まらない相手先発に助けられた形とはいえ、2回から3得点と機能。
更に中押しにダメ押しと理想的な攻撃をする事が出来ました。
下位打線に「自動アウト」とも言える選手が並ぶ事が多かったこのチームにおいて、現在その打順を担う天谷宗一郎が先制打含めて効果的な役割を果たしていたのが大きかったように思えます。
ここまでプラトーン起用という「単なるおまじない」に漸く固執しないようになったベンチの期待に応えた形。
何とかこの勢いが続けば良いのですが、好調を維持するのが苦手なチームですからどうでしょうね…？
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