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2016年03月21日09:49

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澱まない程度がいい

目覚めると
外の光に薄暗く透かされた
籐の椅子が浮かび上がっていた。

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なんともセクシー
「透ける」と言うのがいいね。
一番好きなのは、陽に透かされたカーテン。

でも、和調の部屋でこの光景、やはりセクシー

目が少し慣れた

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地窓とは言えないほど、高さのある開口部。
そこから川岸の緑に遮られながらも、優しい光が届いている。
その ほのかさが、いい。

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なんとも素敵な空間。
時間軸は、どうやら外された空間のようだ。
まさに縦・横・高さの三次元。

いつもはこれに時間軸とやらがっちり食い込み、四次元で暮らしている。

今日は、「ただの三次元空間」の住人だ。

時が解らないわけではない。
障子に映し出される影・光の濃淡で、おおよその時は判断できる。

でもそれは、時間が解るのではなく「とき」が解るだけ。

そして、そのとき口から出る言葉も素敵。
時が解るだけだから、時間を告げるだけじゃなく、会話の投げかけになる。

「まだ夜明け前だよ、もう少し寝よ。」

「夜が明けたみたいだね、鳥のさえずりが聞こえる。」

「明るくなった、朝だね。まだ寝る?」

「日が昇ったよ。そろそろ起きようか、宿の朝は気ままでいいね」

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「もう日が高いんじゃない? お腹すいたなあ、朝なの昼なのご飯?」

と言いながら寝床に逆戻り・・・・

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時はとまらない、その流れが心地いいペンギン



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