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2016年02月28日19:16

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定例研究会の告知

●定例研究会は3月5日(土)、PM6:00〜9:00、その後は交流会。前回に続き拙著『思想としてのファシズム』(彩流社)から1968年闘争と大東亜戦争についての文を読む。交流会では2月上旬にトークと交流会のために東京へ行ったことに関連して東京の状況についても話す。研究会はワンドリンク制。二次会&交流会だけの参加も可。場所は、いつもの難波・千日前、味園ビル2F、Torary Nand
●2月の定例研究会は、私の都合で3月5日(土)になった。この研究会には、マルクス研究からアナキズム研究、ニーチェ研究、ユンガー研究、ファシズム研究、芸術表現研究、等々、元極左や現右翼、活動家から京大、阪大その他の院生が参加しており、日本で最も濃密ではないかと自画自賛している(笑)。例えば、日本にある思想や運動の研究会で、エルンスト・フォン・ザロモンやフリードリヒ・ヴィルヘルム・ハインツ、フリードリヒ・ヒールシャー、カール・O・ペーテルという名が頻繁に出る処は他にあるだろうか(笑)。
●左翼関連でも、マルクス研究の最前線はカヴァーしており、芸術表現系統でも未来主義、ダダイズムから抽象表現、現代演劇まで取り上げており、またその場でしか話せないような現場の活動の話も、極左から極右まで豊富にある。
●マルクスの思想というと体系的な印象があるが、実際はかなり断片的なものだ。それをマルクスの聖パウロ的存在のエンゲルスがマルクス主義なる教義にし、レーニンとその一党によりマルクス・レーニン主義なるものが作られたにすぎない。研究会ではそのあたりの消息も追い、左翼思想の状況も、ドイツのフランクフルト学派からフランスのアルチュセールやランシェール、さらにジジェク、ネグリから英語圏のジェームソンその他、フォローしているところにある。
●もう一つ面白いところは、参加者には活動家も少なくなく、単なる研究では分からない現場の末端の政治活動のリアリズムが伝えられること、それと大学教員や院生など研究者たちによる思想の詳細な消息が交差するところといえるだろうか
●しかもスペースの提供者は、民族の意志同盟の関西支部であるから、右翼の参加者も少なくなく、そこに元全共闘など新左翼系の者が加わり、さらに元中核派の幹部クラスだった人が、ひょっこり顔を出して、顔を出して、他にはないような意外な顔ぶれで、世界や日本の現状から革命について話していたりする。
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